日本の茶道プレゼンテーションが5月14日、ニューヨーク市立(CUNY)ハンターカレッジ西棟(695 Park Ave, New York, NY)で開催された。同校日本語プログラムと裏千家のスペシャルコラボプロジェクトとして企画されたもの。
同校の学生が1学期を通じ、茶道の作法だけでなく歴史や文化についても裏千家茶湯センターやメトロポリタン美術館を訪れることで詳しく学んだ。プレゼンテーションでは、そのことを踏まえ、学生一人一人が茶道の魅力を自信を持って参加者に伝えた。
イベントの中では、学生が茶道の作法を丁寧に教え、参加者は菓子や抹茶を実際に味わっている様子が印象的であった。
ニューヨーク在住の参加者は「茶道は、静かな空間や落ち着いた雰囲気が気持ちをリラックスさせてくれるもの。今回のイベントで一番好きだったのは、プレゼンテーションの最後に学生たちが『茶道講座が自分たちにとって何を意味するのか』を語ったところ」と感想を明かしてくれた。
このプレゼンテーションは毎学期の最後に行われており、予約を事前すれば一般の参加も可能だ。
(写真はいずれも日本の茶道プレゼンテーションの様子=5月14日、CUNYハンターカレッジ西棟(撮影:森田))
(2025年5月24日号掲載)