
イベントの模様=13日、CUNYハンターカレッジ(提供写真)
VRゴーグルで茶室体験
ニューヨーク市立(CUNY)ハンターカレッジで13日午後、日本の茶道と最新技術がコラボしたイベントが開催された。バーチャルリアリティー(VR)技術を使った茶室体験で、同大の学生を中心に約100人が参加した。
同大芸術・科学学部長エリカ・チト・チャイルズさんの進行で、同大学の講師で裏千家流茶道講座も受け持つコール阿部真理さんとコンピューターサイエンス学科准教授のオエウォーレ・オエコヤさんが今回の実験について説明、阿部さんが茶道デモンストレーションを披露した後、参加者は実際にVRゴーグルをつけて、茶室への没入体験を楽しんだ。
学生たちはVRゴーグルを着けて、畳の上を歩いたり襖(ふすま)を開ける動作を体験。体験した学生からは「かっこいい」「リアリティーがあったなどの感想が聞かれた。

イベントの模様=13日、CUNYハンターカレッジ(提供写真)
(2025年11月22日号掲載)