
上映会で来場者に語る吉川真実さん=10月15日、ニューヨーク
「皆さんの反応がすごく良く、自分の言葉で自分の人生を語り始めるのがうれしい」
“まさみん”こと吉川真実さんとの出会いから生まれたドキュメンタリー映画『いいやん~まさみん最後の講義~』(監督・淵之上健一)が10月15日、ニューヨークで上映され、吉川さんも日本から現地入りした。
本作は、「もし今日が最後の日だとしたら、大切な人に何を伝えますか?」という問いをはじめ、人生を見つめ直す五つのテーマを軸に、現代社会を生きる人々の“リアルな声”を映し出している。“まさみん”(吉川)が自らの生き方を通して伝える「過去でも未来でもなく、今を生きる」ことの意味を見る人の心に問いかけるドキュメンタリー映画だ。
吉川さんは上映後、「なんか夢みたいです。すごい反応良かったですよね、皆さんの。うれしいなって思うのが、映画を観て終わりじゃなくって、映画を見た後に、自分の言葉で自分の人生を語り始めてくれること。で、はじめましての、たまたまお隣に座った人たちとお話をして、もう帰らないくらいの盛り上がりを見せてる。これがなんか未来の希望だなと思います」と話した。
「ニューヨークまで来て、伝えたい、伝えようとしているのって、私だけの力じゃなくて、本当に多くの人の支えがあって、今ここに来ていて、ありがたいしかないなと思いました」と、ニューヨークでの上映を実現に導いてくれた仲間に感謝した。

上映会の模様=10月15日、ニューヨーク
ニューヨークの前は、マレーシアで上映会を行ったこともあり、「本当にご縁のあるところに、世界中で上映会っていうものを企画していく中で、私とその世界の人たちとつながったり、そこで生まれるご縁っていうのを、どんどんどんどん広げていって。幸せの種まきをしていきたいです」と、今後の目標を語った。