ザ・キタノホテル・ニューヨーク(66Park Ave @ 38th St)で毎年恒例となった春の花を使った生け花展「Ikebana Blooms at the Kitano」がスタートし、3月29日、オープニングレセプションが開催された。
今回生け花を担当したのは池坊ニューヨークシティ支部で、野田典孝支部長と弟子が、桜・菜の花など日本の春を思い起こさせる花材を取り入れて制作した生け花作品の数々を、1階メーンエントランスから中2階までのスペースに展示した。
日本からこのために取り寄せた花材も数多く使われ、来場者の目を楽しませた。レセプションでは、ザ・キタノホテル・ニューヨークのゼネラル・マネジャーのザック・ザラン氏があいさつに立ち「キタノホテルのエントランスに毎週月曜日に美しい生け花を提供してくださっている池坊の皆さんが、こうして春を届けてくださったことをうれしく思います。たくさんの方が春を楽しんでくださいますように」と語った。
来場者にはホテルよりワインや、すしなどが振る舞われ、色とりどりの生け花と共に来場者同士の歓談を楽しんだ。
(2018年4月7日号掲載)