マンハッタン、ミッドタウンにあるニューヨーク唯一の日系ホテル「ザ・キタノホテル・ニューヨーク」(66 Park Ave)で3月28日から、毎年恒例の春の花を使った生け花展「Ikebana Blooms at the Kitano」が始まった。1階のメインエントランスから中2階までのスペースに、日本を象徴する花材をふんだんに取り入れた色とりどりの華やかな生け花作品の数々が展示されている。
オープニングレセプションで、昨年に引き続き生け花を担当した、池坊ニューヨークシティ支部の野田典孝支部長は「今回でキタノホテルでの生け花展は4回目。今年も生け花展の機会をくれたキタノホテルに感謝したい」と喜びを語った。また、同ホテルのゼネラル・マネジャー、ザック・ザラン氏は「毎週月曜日にキタノホテルのロビーに美しい生け花を提供してくださっている野田さんが、素晴らしい生け花の作品の数々を届けてくださったことをうれしく思います。たくさんの方に春を楽しんでいただきたい」と話した。
(2019年4月6日号掲載)