日本航空(JAL)は2月28日から3月3日までの4日間、グランドセントラル駅のバンダービルトホールで「Journey to the World of HOKUSAI」を開催している。江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の絵手本「北斎漫画」を通して同航空の機内サービスをあわせて紹介する。
「伝統と革新、そして日本の心がかなえるおもてなしの技によって、世界のエアライン界に驚きを与えるようなエアラインを目指すJALは、世界を圧巻させた葛飾北斎に共感し、今回北斎と時空を超えたコラボレーションを実現するイベントを企画いたしました」(同社広報)
会場では、凸版印刷がデジタル化した約1000のイラストを「触って」拡大できる「Touch the Hokusai Manga」を展示。また、北斎の代表作「富嶽三十六景」の「相州梅沢庄」の中に、JALの飛行機と写り込める写真ブースも用意。無料で体験でき、ハードコピーがもらえるなどのサービスを提供している。酒カウンターでは、3月1日と2日の2日間、午後6時から8時の間、ビジネスクラスで提供する日本酒「福寿」が楽しめる。
また、JALのアイコンでもある〈鶴〉を使った作品を極小折り紙で制作する、アーティストの小川直樹さんが1日から3日までの午後12時半から1時半、5時から6時にはデモンストレーションを行う。
来場者参加型の企画が多数用意され、JALブランド浸透を盛り上げる。