日本新作映画祭「ジャパン・カッツ~」 大林賞受賞作品に、森井勇佑・初長編監督作『こちらあみ子』選出

0
Amiko © AMIKO Film Partners

『こちらあみ子』

日本の新作映画を集めた映画祭「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ~」が6日、閉幕した。映画業界のエキスパートが審査員となって、6作品の中から1作品を選出する、今年の「Obayashi Prize」(大林賞)に、森井勇佑の初長編監督作『こちらあみ子』が選出された。

「大林賞」は故・大林宣彦監督の偉業をたたえ、その遺志を継ぐとともに、本映画祭の「ネクスト・ジェネレーション」部門を通じて、日本のインディペンデント映画のさらなる発展を促すことを目的としている。

「JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ~」は2007年の開始以来、夏に全米初公開作品を多く含む300本以上の邦画を上映。バラエティーに富んだ話題作を上映し、パネルディスカッションや、上映後のパーティー、映画監督や俳優らとの質疑応答セッションも併せて開催している。日本映画の海外マーケット進出や、日米交流に大きな役割を果たす重要な映画祭として認知されている。

(2023年8月19日号掲載)

Share.