櫻井氏退任でウォーカー博士就任
「ＪＳに参加、大変光栄」
（左から）槇原純・ＪＳ理事、ＪＳ会長のジョセフ・Ｒ・ペレラ氏、櫻井本篤・ＪＳ前理事長、ＪＳ新理事長のジョシュア・Ｗ・ウォーカー氏＝３日、ニューヨーク（© Lily Kesselman）
ジャパン・ソサエティー（ＪＳ）は３日、前理事長の櫻井本篤氏の送別会と、新理事長のジョシュア・Ｗ・ウォーカー博士の歓迎会を開催した。2009年から第19代理事長を務めた櫻井氏の退任に伴い、ウォーカー博士は２日付で第20代理事長に就任。会場には感謝と歓迎の気持ちを込めた220人の招待客が集まった。
ウォーカー博士は、地政学的リスク分析専門コンサルティング会社ユーラシア・グループで前グローバル戦略事業部長兼日本部長を務めた。16年間日本で過ごした経験から日米両国の文化や慣習に精通し、英語、日本語、トルコ語のトライリンガルでもある。また、20年以上にわたり国際関係や官民パートナーシップなどを専門に、ビジネス外交分野の経験を持つ。
就任に際し、ウォーカー博士は「次期会長兼ＣＥＯとしてＪＳに参加できることを大変光栄に思う。ＪＳで取り組まれてきた先進的かつ革新的な功績を通して、日米間の関係を深め、強化していく」と述べた。
就任スピーチをするウォーカー新理事長（撮影：田部井）
ＪＳ理事の槇原純氏と、ペレラ・ワインバーグ・パートナーズ社共同設立者でＪＳ会長のジョセフ・Ｒ・ペレラ氏も登壇し、祝いの言葉を述べると、会場には新旧理事長に向け温かな拍手が響きわたった。
（2019年12月14日号掲載）
