映画「国宝」、NYで11月21日公開

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日本の実写映画として22年ぶりに興行収入100億円を突破した、映画「国宝」。第98回アカデミー賞の国際長編映画賞への日本公式出品作となることも発表された。

北米でも、11月14日にロサンゼルス(AMC UNIVERSAL CITYWALK HOLLYWOOD)、21日にニューヨーク(ANGELIKA FILM CENTERなど)で「KOKUHO」のタイトルで、公開されることが分かった。配給は、GKIDS。同社のウェブサイトによると、今後全米での公開も予定されているという。詳細はgkids.com/films/kokuho/参照。
(ニューヨークの上映情報はangelikafilmcenter.com/nyc/movies/details/kokuho参照)

興行収入は邦画の実写作品では「南極物語」(1983年、110億円)を抜き、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年、173億5000万円)に次ぐ歴代2位となっている。同作は吉田修一さんの同名小説を李相日監督が映画化。歌舞伎俳優の波乱の一代記で、芸道に身をささげる主人公を吉沢亮、ライバルを横浜流星が演じている。
製作チームは73回菊池寛賞(日本文学振興会主催)に選ばれた。

(205年10月18日号掲載)

★追加情報

映画「国宝」、ジャパン・ソサエティーで11月21日公開

2026 年米アカデミー賞日本公式エントリー作品「KOKUHO」はニューヨークではジャパン・ソサエティー(333 East 47th Street ニューヨーク、NY 10017)でも特別上映会を開催(GKIDSとジャパン・ソサエティー共催)。上映会では李相日監督と俳優の吉沢亮が日本から参加し、対面紹介も行われる。

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