Morrie&清春、NYで初のツーマンライブ

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日米のファン魅了、大盛況で幕

ライブの模様。清春(左)とMorrie(Photo : Tregallery)

ライブの模様。清春(左)とMorrie(Photo : Tregallery)

日本で「黒夢」「sads」などのロックバンドのリードボーカルとして一世を風靡(ふうび)してきた清春とニューヨーク在住の日本人ロックボーカリストのMorrie(モーリー)が8月16日、イーストビレッジにある老舗クラブハウス「Joe’s Pub」でライブを行った。

Morrieは1980年代に結成されたロックバンド「DEAD END(デッドエンド)」のボーカルとして活躍し、90年代からはニューヨークに拠点を移して音楽活動を行っている。今回かねてから親交があり、清春が長年敬愛してきたミュージシャンであるMorrieとの初のツーマンライブが実現した。

会場には、多くのニューヨーカーや浴衣を着た日本人らが来場。開演前から日米の垣根を超えた両者のファンによる熱気に包まれた。

前半のステージを務めた清春は、アコースティックギターの伴奏とともに「空白ノ世界」「GENTLE DARKNESS」「シャレード」など、スローテンポな“エレジー(哀歌)”を中心に全7曲を披露。艶やかな歌声で観客を魅了した。
後半、Morrieがダークな雰囲気を醸しながら「Killing Me Beautiful」「Sleep In The Sky」「光る曠野(こうや)」など全10曲を披露すると、現地の観客からも大きな歓声や拍手が沸き起こった。

会場からアンコールが鳴り響くと、二人は再度登場し、DEAD ENDの楽曲「The Godsend」を息の合ったコンビネーションで歌い上げた。

(2019年9月7日号掲載)

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