LGBTQコミュニティーと文化をたたえる世界最大規模のパレード「NYC Pride March 2019」が6月30日、マンハッタンで開催される。
ニューヨーク市では、6月をプライド月間とし、市内の至る所でさまざまなLGBTQ関連のイベントや展覧会が行われるが、その締めくくりとして華やかな衣装に身を包んだ参加者が5番街を練り歩く大規模な同パレードが催される。
昨年は多くの非営利団体、コミュニティー、企業スポンサー、活動家など550以上の団体が参加。今年は、LGBTQの権利擁護運動の発端となった「ストーンウォールの反乱」(1969年6月)から50年を数える記念の年にあたるため、例年以上に大規模になることが予想される。
パレードは、正午からマディソン・スクエア・パーク近くの5番街26丁目でスタートし、8丁目まで南下、ストーンウォール・ナショナル・モニュメントまで西に向かい、7番街を23丁目まで北上する。グランド・マーシャルは、最初に結成されたLGBTQ活動団体「ゲイ・リベレーション・フロント」や「トレバープロジェクト」、米海軍でトランスジェンダー活動家のモニカ・ヘルムスさんなど。
またこの日、ワールド・プライドの一環で開催される「プライド・アイランド」(マンハッタン区ピア97)には、世界が誇る歌姫マドンナがヘッドライナーとして出演することが発表されている。
そのほかのイベントなど詳細はウェブ(https://2019-worldpride-stonewall50.nycpride.org/)で。