日本の女性3人組テクノポップユニット「Perfume(パフューム)」が3月30日、自身3度目となるニューヨーク公演を行った。会場は前回も公演を行ったニューヨーク・ハマースタイン・ボールルームで、チケットは完売だった。観客は人種国籍問わず、老若男女さまざまで、国を超えたパフュームの人気がうかがわれた。
開演前から「パフューム!」「パフューム!」の大歓声が響く中、メンバー3人が登場。昨年8月にリリースされ、米アップルの音楽配信サービス「iTunes」(アイチューンズ)エレクトロチャートで20カ国で1位を獲得したアルバム「Future Pop」の曲を中心に披露し、会場を盛り上げた。プロジェクションマッピングや最新テクノロジーを駆使した影絵の演出が、パフュームのパフォーマンスをより引き立たせた。
3人は英語と日本語でMCをこなし、途中、観客のドミニカ共和国出身の女性ファン、パメラさんに通訳を任せ、日本語で観客とコミュニケーテョンをとる場面もみられた。
大ヒット曲「ポリリズム」で締めくくられ、会場のボルテージは最高潮に。2時間弱のライブでアンコール含む、全16曲を披露し、大熱狂のまま幕を下ろした。
近日、本紙でニューヨークのライブ終了後のPerfumeインタビュー記事を掲載予定。
(2019年4月6日号掲載)