約30年のロングラン公演を経て
1994年のオープン以来、約30年に渡りイーストビレッジのオーファム劇場で多くの観客を楽しませてきたパーカッションショー「ストンプ(STOMP)」が2023年1月8日、ついに幕を下ろす。
ゴミ箱やほうきなど日常の何気ない物を打楽器にして、パフォーマーが独特のリズムとハーモニーを奏で、踊る人気のショー。
1991年にスコットランドのエジンバラで初演した同作は、94年にロンドン、ニューヨークへと舞台を移した。ロンドンでは2018年に閉幕したが、ニューヨークのオフブロードウェイでは約30年間ロングラン公演を続けてきた。1月の閉幕時には1万1472公演されたことになる。
今後も、ヨーロッパと北米でのツアー版は継続され、多くの観客を魅了することとなる。
同作には、日本人パフォーマーの宮本やこさんが15年にわたり出演し、ポスターのメインビジュアルに起用されるなど、広く知られている。
チケット詳細はstomponline.com/参照。
(2023年1月1日号掲載)