TICレストラングループが寄付 八木氏「ウクライナ支援活動の助力に」

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(左から)八木秀峰ボン氏と、「Razom」代表とトム・バーチャード氏=3月15日、ベセルカ店舗前で(提供写真)

(左から)八木秀峰ボン氏と、「Razom」代表とトム・バーチャード氏=3月15日、ベセルカ店舗前で(提供写真)

 

マンハッタン、イーストビレッジをメインに日本食レストランを数多く展開する「TICレストラングループ」を代表して八木秀峰ボン氏が3月15日、同地にあるウクライナ系老舗ダイナー「Veselka(ベセルカ)」(144 2nd Ave)のオーナー、トム・バーチャード氏と、ウクライナの非営利団体「Razom」の代表に、1万1000ドルを寄付した。

イーストビレッジにはウクライナコミュニティーが古くからあり、今回、現在のウクライナの状況に八木氏が「少しでも何か協力できれば」と思っていたところ、長年の友人バーチャード氏の呼び掛けがあり、実施されることとなった。

八木氏は、「70年代から多様な民族やバックグラウンドを持つニューヨークに移り住みました。現在までこのように日本食レストランを経営を続けることができたのは、イーストビレッジ地域の方々の協力があってこそ。特に、ウクライナコミュニティーとは互いに協力し合い今までやってきた」と話す。

今回の寄付について、「少しでもウクライナへの支援活動の助力となり、1日でも早くウクライナの人々が安心して暮らせる日を迎えられるようになればと思っております」と述べた。

今回の寄付は、TICレストラングループのレストラン、波崎、酒蔵、咖喱屋、来々軒、蕎麦屋、ハイカラ、でしべる、茶菴、しゃぶ辰からされた。

(2022年3月26日号掲載)

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