今回で11回目を迎えた、タイムズスクエア・バレンタイン・ハート・デザイン・コンペティションでReddymadeによる「X」が選ばれた。「X」は、18フィートの高さがある真ん中に丸い穴が空いたアルミニウム板2枚が交差しており、その下は人が通れる造りになっている。交差した部分の丸い穴はハート型に見え、人がXの交差している部分の下に集まるほどハートが明るくなる仕組みになっている。「X」は多様性と平等を結び付けることによって出来上がるコミュニティ内で愛がどのように生まれるかを表わしている。また「X」は、文字で書いたときにキスを意味すること、Xの形は線と線が交差していることから、恋人同士のみならず、全ての人と人とのつながりを呼び起こすデザインとなっている。
Reddymadeは、タイムズスクエアではありとあらゆるバックグラウンドを持った人が行き交うことから、このデザインによってより多くの人と人がつながり、交流を持つことを望んでいる。
本作品は2月1日から2月28日まで、46丁目と47丁目の間のブロードウェイにあるタイムズスクエアプラザで展示される。
タイムズスクエア・バレンタイン・ハート・デザイン・コンペティションは2009年から開催されており、「愛」をテーマとした作品を選出している。毎年選ばれた作品は、2月にタイムズスクエアで展示され、観光客のみならず、ニューヨーカーも毎年楽しみにしている人気のイベントだ。
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