ヨグマタ相川圭子氏「本質的に日々が豊かになると、周りの人も幸せにすることができ、最高の生き方に」

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NYで法話会「とらわれを外し、自由な人になる」

6日の法話会後は、ヨグマタ氏によるダルシャンで参加者に祝福が与えられた=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

6日の法話会後は、ヨグマタ氏によるダルシャンで参加者に祝福が与えられた=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

インド政府公認で、究極の瞑想(めいそう)マスターであるヨグマタ相川圭子氏が来米し、12月6日から3日間にわたって「とらわれを外し、自由な人になる」と題した法話会(ダルシャン)を始め、瞑想ワークショップ(クリヤ)と、ヒマラヤの瞑想秘法伝授の儀式(ディクシャ)をニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンで開催した。会場には日本人のみならず、多様な人種のニューヨーカーが駆け付けた。

瞑想は自己流でなくマスターからの直接の導き必要

ヨグマタ氏は6日に行われた日本語法話会で、自分本来の生き方をする大切さを説き、「心や体を使って手に入れたものは、全てこの世に置いていかなければならない。悟りを目指し心と体を浄めることは、自分の中のとらわれに気付き、本当の自分に返ることができるということ。本質的に日々が豊かになると、周りの人も幸せにすることができ、最高の生き方につながる」と語りかけた。また、「瞑想とは集中することでなく“手放す”こと。瞑想は自己流でなくマスターからの直接の導きが必要で、ヒマラヤ聖者に秘法(マントラ)をいただき、安全にガイドしてもらうことが悟りの近道になる」と聴衆に説いた。

質疑応答では参加者一人一人にそれぞれマイクが手渡され、「本当の意味での自分の居場所を見つけるには」「修行によって悟りに到達した時に何が残るのか」といった質問が投げかけられた。ヨグマタ氏は一つ一つの質問に慈愛に満ちた言葉で真摯(しんし)に答え、参加者らは熱心に聞き入っていた。

法話会の最後には、生命エネルギーをシェアするヨグマタ氏によるダルシャンが参加者一人一人に行われた。

講演を行うヨグマタ氏=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

講演を行うヨグマタ氏=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

また、8日に行われたディクシャでは、「カルマ」と呼ばれるネガティブなエネルギーを浄め、災いから身を守る瞑想法(マントラ)がヨグマタ氏から伝授された。この瞑想法を日々実践し続けることで、幸運の流れを引き寄せることが可能になるという。

参加者「感謝の気持ちでいっぱい」

参加者の一人、ウクライナ出身の女性オクサナさんは、「今回で2回目のディクシャを通して、前回よりさらに体の痛みが軽減したことを実感した。また、リラックス効果が得られ、感謝の気持ちでいっぱいになった」と喜びを語った。

会場ではヨグマタ氏により著書も販売された=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

会場ではヨグマタ氏により著書も販売された=6日、ニューヨーク(撮影:吉田)

(2019年12月21日号掲載)

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