休暇を楽しく過ごすため、食事を準備し、買い物リストを作成し、旅行の計画を立てることに加え、あなた自身はもちろん、大切な友人や家族がCOVIDに罹患するリスクをできるだけ抑える対策も忘れずに行ってください。
この冬、COVIDの発生件数は増加する見通しですが、せっかくの休暇を病に伏すことで台無しはしたくないと誰もが思っているはずです。麻酔専門医で二児の母でもあるティファニー・ムーン医師は、オミクロン株も標的とする最新のワクチンを接種するようすべての人々に呼びかけています。「最新のワクチンを接種することで、あなたの大切なお友だちやご家族と会うときに彼らの安全を守ることになるのです」と、彼女はインスタグラムに投稿しています。
ムーン医師と同じく、国内のさまざまなコミュニティ団体が以下のような催しやワクチンクリニックを通して、アメリカ合衆国保健福祉省の推し進めるWe Can Do ThisCOVID-19 啓発キャンペーンを支えています。
- フィリピン若者リーダープログラム(Filipino Young Leaders Program (FYLPRO))は、12月3日(土)にマイアミで開催されるNanay Health Symposiumで最新ワクチンの接種およびインフルエンザの予防接種を受けられる機会を提供します。時間は午前9時から午後6時までで、場所はナネイ・コミュニティ・センター(Nanay Community Center at 659 NE 125 St., North Miami, 33161)
- FYLPRO は同日12月3日、ヒューストン・ホリデー・マーケットでも、午前11時から午後1時までワクチンクリニックを開催します。同マーケットは、ぺアーランド・タウン・センター内(Pearland Town Center, 11200 Broadway St., Pearland, TX, 77584)に開設されます。
休暇に向けて準備も始まりますが、COVIDおよびCOVIDワクチンに関してよくある質問への回答を以下に示します。
すでにパンデミックに突入して久しいですが、それでもCOVIDワクチンを接種しなければならないのですか?はい。COVIDがまん延し始めて数年が経過した現在でも、特にワクチンを接種していない人たちは重篤な症状に陥る可能性があります。50歳以上の方々や、糖尿病、心臓疾患、肺疾患などの慢性疾患を抱えている人たちは、COVIDに罹患すると重症化する危険性が高いといえます。ワクチンをすでに接種している人でもCOVIDに罹患する可能性がありますが、ワクチンを接種していれば最悪の結果を回避することができます。
最新のCOVIDワクチンとはどのようなものか教えてくれますか?COVIDワクチンの初回接種を完了し、前回の接種から2ヶ月以上が経過している5歳以上の方々は、最新のワクチンを接種するべきです。新しく開発されたワクチンは、従来型のCOVIDウイルスとオミクロン株の両方に対する保護をもたらします。
なぜ、休暇が始まる前にワクチンを接種しておかなければならないのですか?休暇期間中、高リスクの家族をCOVID罹患の危険性にさらしたり、体調を崩して家族や友人と貴重な時間を過ごす機会を逃してもいい人などいないはずです。ワクチンはあなたの身を守る上で役立つものです。ワクチンを接種しても実際に効果を発揮するまでに2週間ほどかかるため、できるだけ早くに最新のワクチンを接種しておくことが大切です。前回のワクチン接種から2ヶ月以上経過したら、最新のワクチンを接種しましょう。
COVIDの検査結果が陽性である場合、どうしたらよいですか?COVIDの症状がある人は自宅で待機して、COVIDの検査をしてください。検査結果が陽性であれば、5日以上自宅に待機してから医師の診察を受けましょう。50歳以上の方々や、糖尿病、心臓疾患、あるいは肺疾患などの慢性疾患を抱えている方々は、重症化のリスクがより高いので、COVIDの症状が見られたらすぐに医師に相談し、入院を回避するため、COVID治療薬の処方が必要か判断してもらってください。COVIDは、合併症のリスクの高さに応じて医師が処方する抗ウイルス薬やモノクローナル抗体医薬品で治療することが可能です。COVIDの症状が最初に現れてから数日以内にこうした医薬品を服用すると、COVIDによる入院措置や死亡を防ぐことにつながります。
現在、COVIDワクチンは、広い地域において無償にて接種することができます。詳細およびワクチン接種場所の検索については、www.vaccines.gov をご覧ください。