〈コラム〉E53 wellness studioの「ウェルネスレター」第2回

0

welness_column

体の症状を根本から改善

理学療法(フィジカルセラピー)とは

フィジカルセラピー

フィジカルセラピー

 

体に痛みが出ると薬を飲んだりマッサージを受けたりする傾向にあります。ただし、これらは一時的に痛みを取っていることが多く、根本から治しているとは言えません。肩凝りや腰痛などといった多くの痛みは普段の姿勢や体の癖からきていることが多く、理学療法でのリハビリはそういった体の症状を根本から改善していくものです。痛みが出るたびに治療に通う必要がない体にし、心身共に健康な体を目指します。
◇日本との違い
“理学療法”と聞くと、けがや病気をした際の病院でのリハビリを思い起こす方が多いと思います。確かに、日本もアメリカも理学療法士(PT)が働く場所は病院が主流です。しかし、日本と違うところはアメリカのPTは大学を卒業し、さらに3〜4年プログラムの大学院を修了したDPT(Doctor of Physical Therapy/博士号)を持っているものだけが得られる資格であり、同時に開業権を与えられていることです。そのため、アメリカで理学療法を受けた場合、保険が適用されます。
◇ゼロに戻す
PTの仕事はけがや病気で不自由になった体をマニュアルセラピー(徒手療法)や物理療法、エクササイズを用いて基本的動作能力を戻すことです。通常の健康な体をゼロとすると、けがをしてマイナスになった関節可動域や筋力をゼロに戻すリハビリのスペシャリストといえます。
◇ATCとは?
主に大学やプロなどのスポーツチームに就き、アスリートのけがの予防や治療に当たる全米公認アスレチットレーナー(ATC)をご存知でしょうか。もちろんアスリートだけでなく、一般の方、またダンサーや演奏家などさまざまなパフォーマーのサポートも行います。いかに早く復帰できるか、またゼロ以下だった体をゼロではなく速さや強さを加えプラスにするかを問われる仕事なため、重点がファンクショナル(実用的)なリハビリにあるのがPTとの違いです。
理学療法スタッフは患者さんと担当医の間に立ってコミュニケーションを取り、患者さん一人一人のペースに合わせてリハビリを進めていくので、個人の目的に合った結果を望めます。

あらゆるリハビリに対応

骨盤にゆがみがあるかも、凝りがひどいなどの体についてご相談がある方、お気軽にお問い合わせください。(初回無料健康コンサルティング実施)
E53ウェルネススタジオではさまざまなけがのリハビリのため、理学療法士とアスレチックトレーナーが常勤しております。また、手術後の患者さまのリハビリでもプロアスリートのコンディショニングでも幅広く対応できるピラティスベースのリハビリも採用しています。
同時にアスリートやダンサーの方でテーピングが必要な場合、単発でも常時受付けております。

体験談

山田 奈美子(30歳代)
考え方変わった
腰や背中、足などに痛みが出ることがありよく分からずフィジカルセラピーを始めました。私は和太鼓をやっているので、日ごろはマッサージで治してもらうのが当たり前でいましたが、ストレッチや足りない筋力を見直し補うことで自分の弱点を根本から見直すことを知り「痛いからやらない」のではなく「痛いから改善しよう」という考えに変わりました。何より日本語で行える安心さ! トレーニングをしながら体に関する質問などができ
て、いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

(次回は12月15日号掲載)
〈情報〉    E 53 Wellness Studio 211 E 53rd St(bet 2nd & 3rd Ave)212-980-4211 www.e53wellness.com

過去の一覧

Share.