ニューヨーカーの防寒ぶりが、ハイレベルな件

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日本だったら通報されそう(?)な格好でも、NYならOK♩

新米ニューヨーカー・さめこのニューヨーク通信(9)

新米ニューヨーカー・さめこのニューヨーク通信(9)

こんにちは! 新米ニューヨーカーでライターのさめこです。私は究極の寒がりです。ゆえに先輩ニューヨーカー達に「初めてニューヨークの冬を経験するなら、覚悟しておいた方がいいよ」とアドバイスいただく度に怯えていました。

ニューヨークの極寒を初体験

そしてついに先日、ニューヨークの極寒を初体験することとなりました。なんと最低気温マイナス16度! 最高気温でさえもマイナス8度って…。ここは北極か!? と目を疑ってしまうような天気予報。とにかくすごぶる寒かった為、外出する時は日本では絶対着ないような防寒重視の服で出かけました。ニット帽をかぶった上にフードをかぶって、手袋をしてマフラーをぐるぐる巻きにしてロングブーツを履き、「それ、ベンチコートですか?」とツッコまれてしまうような長~いくるぶし丈のダウンコートを着ました。もうダサいとか言っている場合ではない! そんな北極スタイルで歩いていたら、それをはるかに超える人を発見しました。

日本で通報されそう(?)な格好でも、NYならOK♩

冷気から身を守る為、肌の面積をこれでもかと減らした結果、目しか確認出来ない男性がいたのです。これぞ防寒の極み! 一見、銀行強盗の犯人みたいで怖かったけれど、人からどう思われようと気にしない我が道をいく彼の潔さに、ちょっとカッコイイとさえ思ったのでした。でも日本で同じことをしたら近隣の人に通報されそう? ※日本の皆さんは真似しないように。

それでもなお、人々を魅了させてしまうニューヨーク

そして今回ニューヨークの極寒を初体験して思ったことは、こんなに寒いのに、何故こんなに沢山の人が住んでいるのだろうということ。寒すぎるし物価は高いし、いろいろと不便なことがあるのに何故世界中から人が集まるのか。このニューヨークという街には、そんなマイナスポイントなんて掻き消してしまうほど人々を魅了させてしまう「何か」があるのかもしれませんね。

さめこ【執筆者】
さめこ 青山学院大学フランス文学科を卒業後、IT企業にてWEB広告制作・メディア編集者として7年間勤務。プライベートではマクロビオティックやローフード、オーガニック料理ソムリエなどの資格を取得し料理教室を主宰していました。現在はニューヨークにてライターをしています。個人ブログ「さめこのニューヨーク通信」やinstagramでもNY情報を発信中。
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