<コラム>北米伊藤園企画「なるほど相談室」第9回

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今月のテーマ「自転車を楽しむ」

Q:もうすぐ紅葉がきれいな季節、サイクリングには最適ですね。ニューヨーク市のバイクシェア「シティバイク」を利用してみたいのですが。
A:「シティバイク」は24時間365日、ニューヨーク在住者から観光客まで誰でも利用可能ですが、いくつかの利用条件があります。…
利用は16歳以上、1日/1週間/年間と利用期間に応じた料金システムが設けられ、1日に何回でも利用できますが、1回毎の走行時間に制限があるので注意しましょう(料金システムなど詳細は下記サイト参照)。
09-itoen-Sashie_9_bike_CS5シティバイク以外にも、チェーンや地元のレンタル自転車店も増えています。2人乗りや3人乗り、子供を乗せるトレーラー付きなどの面白い自転車のレンタルがあり、またマンハッタンやブルックリンの名所やウオーターフロント、ニューヨークの夜景スポットなどを巡るバイクツアーに参加できるサービスも多数あります。
Q:シティバイクを含む、ニューヨーク市の自転車のマナーは?日本の自転車ルールと異なる点はありますか。
A:ニューヨーク市では、歩道の走行禁止(バイクレーンがある場合はそこを走行)、車道の進行方向を走行、交通標識・信号・道路規定に従う、走行時のイヤホン着用は片耳のみ、白光ヘッドライト/赤いテールランプ(日没後義務)、14歳以下はヘルメット着用、などが義務付けられています。
シティバイク利用は16歳以上が条件なので、ヘルメット着用は必須ではありませんが、ニューヨーク市はヘルメットの貸し出しや購入割引などを謳い、着用を推進しています。
一方日本では、「自転車および歩行者専用」標識がある道路など特定の場合は歩道を走行することができます。その場合、歩道の中央から車道よりの部分を徐行しなければいけません。また、並進走行や傘さし運転、飲酒運転なども罰金対象となるため、米国よりも自転車マナーは厳しいといえるかもしれません。
Q:子供とサイクリングを楽しめるお勧めスポットを教えてください。
A:ニューヨーク屈指のサイクリングスポットは、何と言ってもセントラルパークでしょう。パーク内の道路は舗装されいるので、季節ごとに移り変わる自然を満喫しながら子供も安全に走行できます。また、ハドソン川とマンハッタンのスカイラインを眺めることができるウオーターフロントグリーンウェイやバッテリーパーク、プロスペクトパークなどもお勧めです。

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