美容ライター 熊谷真理の「NY発!キレイを作るビューティーメソッド」【6】

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厚塗り感ゼロ!
シミをキレイに隠すテクニック

こんにちは、美容ライターの熊谷真理です。
夏本番の暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。過日のオンラインメイクセミナーでは講師を務めさせていただきました。120人を超えるご視聴となり、ありがとうございました。

今回はセミナー中のQ&Aで多く寄せられた、“厚塗りに見えないシミカバーの方法”についてご紹介させていただきます。

★コントロールカラーで肌色を補正してみよう!

シミやクマなど、ファンデーションで隠しきれない部分はコンシーラーを使うのが一般的ですよね。しかし、色素の濃いシミやクマをコンシーラーのみで隠そうとすると、コンシーラーの肌色とシミやクマの濃い茶色が混ざり合って、グレージュのように浮かび上がってしまうことがあります。カバーしたいのにカバーしきれない悪循環から、さらにファンデーションやコンシーラーを塗り重ねてしまうという人、少なくはないのでは!?
そこで、おすすめしたいのがコントロールカラーの使用です。コントロールカラーには肌色を補正し、色ムラを均一に整えるはたらきがあるため、ファンデーションやコンシーラーの使用量を減らしつつ、隠したい部分を効率よくキレイにカバーできるというメリットがあります。
コントロールカラーにはピンクやイエロー、グリーン、パープルなどさまざまなカラーがありますが、シミやクマなど、濃い色素のアラを隠したいときは“オレンジ”を使用するのが正解です。オレンジには青みを打ち消すはたらきがあり、エイジングサイン等の肌悩みをカムフラージュし、健康的な肌に見せてくれる効果があるのです。

【使用アイテム】 ●コンシーラー:Shiseido / Spots cover FOUNDATION / H100 ●コントロールカラー:L.A.girl / HD Pro.Conceal / GC994

【使用アイテム】 (上)コンシーラー:Shiseido / Spots cover FOUNDATION / H100 (下)コントロールカラー:L.A.girl / HD Pro.Conceal / GC994

★コントロールを仕込むタイミングは化粧下地を塗った後
【リキッドファンデーションをお使いの場合】
化粧下地→コントロールカラー→リキッドファンデーション→コンシーラー
【パウダーファンデーションをお使いの場合】
化粧下地→コントロールカラー→コンシーラー→パウダーファンデーション

ベースメイクを塗る際は、リキッド状のものを先に塗り、最後にパウダー状のものを塗るのが基本です。また、一度に多量のコントロールカラーをのせてしまうとメイクが崩れやすくなるため、少量ずつ足していくのがポイント。コンシーラーは伸ばすのではなく、置くように塗布することでカバー力が高まります◎

コントロールカラーを使いこなし、素肌感のある美肌メイクを楽しんでくださいね!

(次回は9月第4週号掲載)

 

〈Profile〉

くまがい・まり 在NYビューティーアドバイザー/美容ライター。5歳児のママ。夫の米国駐在帯同のため、2016年3月渡米。以降、美容ライターとして本格的に活動。取り入れやすいメイクテクニックに定評がある。Instagram(@mari_loves_beauty)のフォロワーは12万人超。美容専門知識を深めるため、NYで数々の資格・サーティフィケートを取得。現在、Cornell大学で栄養学の勉強中。

【ウェブ】ameblo.jp/marikumagai/

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