〈コラム〉導院整体センター、鈴木規正「心身整体道場」第5回

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自分が変わると、生き方が変わり「痛みや苦悩」がなくなる

人間生きていると誰でも身体上に「痛み、ツッパリ、不定愁訴等」が現れます。重症になると身体が捻転・湾曲したり、真っすぐ歩けず、辛い人生になります。なぜならば、肉体は常に心の状態を反映しているからです。
これは心身が発した病気へのサイン〔警告〕です。病気の前には兆候「身体の発する危険信号」があります。これを放っておくと、やがて身体の弱い部分に病気が生じます。例えばガンの場合、数年前から過度なストレスによる「重度の肩こり」という兆候があり、首肩が歪んだり硬直して曲がらなくなることさえあります。さらにそれを無視/我慢し心身を酷使すると病気〔問題〕が現れます。生活習慣病のほか、最近は女性の胸部ガン、子宮がん、子宮筋腫等になることが多く、毎日が辛く暗い人生になってしまいます。
問題の所在:「自分が好き勝手に生きて、病気になれば医者に金を払うからいいだろう!」と考えていませんか? この間違った意識〔心〕があなたの病気や苦悩の人生を作り上げているのです。病院まかせの人生の公式=好き勝手に生きる×周囲〔金品にしがみつく/貪る〕に従うと、大切な身体のサインに気づかず、登り下りを繰り返す苦悩人生になります。
やがて苦痛に耐えられなくなり、病院に行き精密検査の結果××病と診断され、手術、入院、リハビリ、そして化学療法などの対象となります。多くの場合、長年蓄積したお金を吐き出すことで人生の帳尻を合わせられますが、最後には全てを残し、一人で旅立つことになります。
問題の解決:では、サインに気づくためにはどうしたらいいでしょうか? 「生き方を変える」ことです。方法はごく簡単です。自分が変わることです。階段を数段登り見渡〔鳥瞰〕すと、混乱の中で七転八倒・倒産、病気で倒れ歩けない人々の人生が見えてきます。同時に「そうなりたくない自分」が見えてきます。そこで自らが「気」づき、自分の意識〔生き方〕を変えることです。
病気になって病院に行くのではなく、心が身体を通して発する警告を素直に受けとめ、予防治療をすることです。腹八分目、玄米・菜食・粗食療法、指圧、整体(故エドガー・ケーシーも勧めた予防治療法)がいいでしょう。導院センターでは17年間、心身整体により、気づきと自然治癒力に満たされ感動と喜びに溢れた人生=物に囚われない意識×生かされている×周囲環境に基づいた心の健康回復のお手伝いをしています。
最後に:鏡を見てください。体調が良い時の“あなたの顔”は、生き生きと精気が満ちて輝いているでしょう。その顔を忘れずに生きましょう。
【最近の実例】
Gさん(南米人男性、営業職):10年間続いた慢性頭痛持ちで、ここ数週間は「頭の芯から首にかけた硬直」、頭痛薬も効かない症状で来院。骨盤の転位が原因の上半身・肩・首の重症なネジレ。3回の治療でこれを元に整復したら10年来の痛みが解決した。
Rさん(70歳代、イタリア人女性、超肥満):歩けない、ベッドに乗せるのも3人がかりで、杖を突きながらご主人の肩に寄りかかりやっとの思いで歩く。6回の治療途中〔6回目〕であるが、骨盤・左肩関節の大幅なズレと筋肉硬直による痛みが和らぎ、今では杖をつきながら自分で歩けるようになり喜んでいる。
(次回は7月7日号掲載)

Nori at NYGoCenter.〈プロフィル〉鈴木規正(すずき のりまさ) 指圧・整体師。「導院整体センター」院長。日本指圧医会/桜医会会員。米国で17年以上にわたって整体指圧を行い、慢性痛(腰痛、肩凝り、膝足痛)などの治療にあたり、また整体治療を通して心身の健康回復をサポートする。自身が開講する指圧教室では450人以上の生徒を育成。

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