雇用ベースのグリーンカード：米国労働省（ＤＯＬ）は、米国の雇用者が外国人労働者を米国内で恒常的に働くことができるよう雇用することを認めています。このＤＯＬとのプロセスは「ＰＥＲＭ」として知られています。ＰＥＲＭはオンラインでＤＯＬに申請するプロセスであり、グリーンカードを取得するために必要ないくつものステップのうち、最初のものでかつ最も重要なステップです。
ＤＯＬが興味深い統計を発表しています。そのうちのいくつかを以下にご紹介します。2014年８月31日時点で、ＤＯＬが今年受領したＰＥＲＭの申請数は６万7691件となっています。
◦実際に動いているＰＥＲＭ申請の処理状況は以下のようになっています：
審査中：61％
監査中：29％
審査請求中：９％
◦処理済の申請：その審査結果―2014年８月31日時点での今年の通算件数
承認：５万7489件
却下：4162件
取消：3647件
◇ ◇ ◇ ◇
〈2014年８月31日時点での今年承認された申請に関する総括〉
◦上位５位の職務分野（※）：
コンピューターおよび数学：３万2460件…56％
建築およびエンジニアリング：6753件…12％
マネジメント：4826件…８％
ビジネスおよび金融オペレーション：3745件…７％
教育、トレーニングおよび図書館：2960件…５％
（※）Ｏ*Ｎｅｔの職務カテゴリーによる
◦上位５位の州
カリフォルニア：１万3665件…24％
テキサス：5783件…10％
ニューヨーク：4751件…８％
ニュージャージー：4217件…７％
ワシントン：3897件…７％
◦上位５位の産業
プロフェッショナル、科学および技術サービス：２万5287件…44％
製造：7777件…14％
情報：6118件…11％
教育サービス：3799件…７％
金融および保険：3448件…６％
◦ＰＥＲＭ申請にリストされている上位５位のビザの種類
Ｈ―１Ｂビザ：４万7885件…83％
Ｌ―１ビザ：2797件…５％
ブランク：1957件…３％
Ｆ―１ビザ：1559件…％
ＴＮビザ（ＮＡＦＴＡ）：666件…１％
◦ＰＥＲＭ申請にファイルしている人数が多い上位５位の国
インド：３万2147件…56％
中国：4162件…７％
カナダ：2827件…５％
韓国：2432件…４％
フィリピン：1392件…２％
◦最低限要求されている教育水準
上級学位（修士あるいは博士号）：３万1884件…55％
学士：２万1463件…37％
その他：2651件…５％
学士未満：1491件…３％
（次回は10月第４週号掲載）
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