〈コラム〉E53 wellness studio「ウェルネスレター」第22回

セラピューティックヨガとは

陰ヨガ、リストラティブヨガなどの全ての良いエッセンスが集約

今、どの街でも、どこの国でも大人気のヨガ。数え始めたらきりがなくなるほどのたくさんの種類があります。その中でも人気の高い「ビクラム」、「ビンヤサ」や「ハタ」ヨガなどとともに、着々と注目度を上げている「セラピューティックヨガ（Therapeutic Yoga）」をご存知ですか？
これは、陰ヨガ（Yin Yoga）、リストラティブヨガ（Restorative Yoga）、瞑（めい）想（Meditation）、マッサージ（Massage）、アロマセラピー（Aromatherapy）、呼吸法（Breath Work）、ジェントルヨガ（Gentle Yoga）、ヒーリング手当て（Hands on Healing）を組み合わせたヨガの種類です。それら全ての良いエッセンスが集約されたヨガとも言えるかもしれません。
動的（陽：yang）な要素がメーンなヨガに比べ、セラピューティックヨガは主にブランケット、ブロックなどのプロップス（補助道具）で体を支え、心地良いポーズで、５〜15分ほど体をキープさせる静的（陰：yin）なヨガです。
それだけだと、「リストラティブヨガ」と何が違うのかしらと思う方もいらっしゃるかもしれません。「セラピューティックヨガ」の特徴は、一つのポーズで体をキープしている間に、その人のその日の体調に合わせてマッサージや瞑想を加え、心と体をほぐし自然と深い所までリラックスしていくことができるのです。
（次回は12月第２週号掲載）