〈コラム〉冷え性 パート6 簡単な冷え性対策 その2

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第94回

Spa Illustration Silhouetteお風呂でしっかり温まる
湯船でしっかり温まる。米国の湯船は浅くて、日本の湯船より風呂に入った気がしないので、意外とシャワーだけになっていませんか? 実は、半身浴で充分なのです。半身浴の方が心臓に負担が掛からないからです。Epsom Saltを湯船に入れると血行促進させるとともに、関節炎などを減少させる効果があります。Epsom SaltはCVSなどのドラッグストアならどこでも購入できますので、ぜひ試してみてください。体を芯から温めることで、抹消の血流を良くしましょう。
入浴中に足首を動かす、手をグーパー、グーパーさせるなど簡単なストレッチもするとさらに入浴効果がアップします。入浴後の簡単なストレッチもお勧めです。床にヨガマットを敷いてゆっくり呼吸を整えながらしてください。マットレスの上でストレッチや腹筋などをするとけがのもとになりますので、ご注意してください。
体を温める食材を食べる
体を温める食べ物を食べましょう。身体を温める食材を調べるのが面倒くさい方は、これだけ覚えていてください。土の中で育つ野菜は体を温めてくれます。熱帯気候に育つフルーツや野菜は体を冷やす性質があり、寒い気候で育つフルーツや野菜は体を温めてくれます。酸性の食品は体を冷やす傾向が強いです。ネギやしょうが、かぼちゃ、ニンジン、ゴボウなどの根菜類は体を温めます。最近は麦茶を温めて飲まれる方も多いようですが、麦茶は基本的に夏の飲み物。暑い夏、体を冷やしてくれる飲み物です。冬はほうじ茶の方がお勧めです。
次回も引き続き簡単な冷え性対策を紹介いたします。
(次回は3月14日号掲載)

MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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