自分をもっと知れば何気なく見過ごしてしまう事も変えていける
催眠療法士・エミッグ美津「成功の法則～幸せになるには～」第２回
自分にとって大事な人、
愛している人を大切にするのは当然ですよね。もしあなたにお子さんがいれば、誰よりも幸せになって欲しいと思っているはずです。そしてそうなるように愛情を注いで育てています。では、自分に対してはどうでしょうか。
「自分の事をどうしても良く思えない」「自分の○○なところが嫌だ」。そう感じるのが普通になっていませんか。日本人は自分に厳しくなりがちです。自分をいつも後回しにして、他人に迷惑をかけないように、他の人と同じことを同じように出来るようにと育てられる文化ですから、自分を受け入れて好きになるのは難しく、そうなると自分を大切にするのは難しくなります。それならば、愛する人と同じように自分を扱うよう意識しては如何でしょうか。
例えば、過食。必要以上の食べ物を自分の消化システムの中に入れてその機能を酷使する。ある種自分への虐待とも言えます。運動を怠る、タバコなど不健康と知りながらもやめられない、何かと自分を責める、等々。そのような事を愛する人に勧めるでしょうか？ 自分が愛する人と同じくらい重要であると認識すれば、自分に害のあることはやめられるのではないでしょうか。催眠療法では脳が普段よりも格段に活性化するため、あなたの日々の改革をお手伝いできます。自分をもっと知れば、普段何気なく見過ごしてしまう事も変えていけるのです。
（次回は７月第３週号掲載）
〈筆者プロフィル〉えみっぐ・みつ 国際メディカル・デンタル・ヒプノセラピー協会認定催眠療法士で米国催眠療法士審査協議会会員。ラドクリフカレッジ（現ハーバード大学）マネジメント修了。米ミシガン大学社会福祉学科修士号
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