良いエネルギーを保つようにしよう
催眠療法士・エミッグ美津「成功の法則～幸せになるには～」第７回
潜在意識を使った催眠療法の治療で何が治りますか？とよく聞かれます。メディカルな問題でなければ大体治ります、とお答えしています。例えば折れた骨は治すことができません。しかしながら骨を折った時の痛みはお手伝いする事が出来るかもしれません。
痛みというのはそれが本来メディカルな原因で起こったものであっても、痛いと思う本人の感情と強く結びついているのが普通です。例えば骨を折っていても平気だったのに骨が折れていると医者に言われた途端に痛みが急激に増すというのはよくある事です。
自分の知らない間に持病の膝の痛みが複雑な感情と結びついていたという例もありました。杖をついてこられた患者さんがご主人を亡くした悲しみを治療したセッション後、杖をつかないで帰られたというような例です。自分でも知らないうちに長年の膝の痛みがこの喪失の問題と結びついていた顕著な例です。
例えば胃の調子が悪い、咳が出るなどの一見メディカルな問題に見えるものでも心因性のものだった、と後でわかる場合もあります。過去を振り返ってあの時はどうも身体の調子が悪かった。あれはストレスだったのか、と思うこともよくありますね。
心の問題を解決すると気分が明るくなるだけではなく、風邪をひきにくくなる、いつも元気でいられるなどの副作用も多々あります。負のエネルギーを払拭して良いエネルギーを保つようにすると同じような良いエネルギーを持った人を惹きつけます。いわゆる引き寄せの法則ですね。皆さんも良い運を呼び込んでみませんか？
（次回は12月第３週号掲載）
〈筆者プロフィル〉えみっぐ・みつ 国際メディカル・デンタル・ヒプノセラピー協会認定催眠療法士で米国催眠療法士審査協議会会員。ラドクリフカレッジ（現ハーバード大学）マネジメント修了。米ミシガン大学社会福祉学科修士号
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