〈コラム〉同じパターンや頑なに年齢を限定すると婚活が長期化

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いつも、うまく行かないという場合は…(前編)

幸せな結婚の見つけ方〜結婚ってやっぱりいいですよ〜 第9回

国際結婚の幸せプロデューサー 松本直子

幸せな結婚の見つけ方-9「自分より年下の男性としか付き合ったことがないので、年上の男性には全く興味がありません。だから、年下の男性を紹介してください」という女性からのお問い合わせをいただくことがあります。冷静に考えてみてください。これまでに年下の男性と恋愛をしたけれども結果的に結婚には結びついていないという事実があるのであれば、うまく行かなかった理由を分析せずに、また同じパターンで年下に絞ってお相手を探すことで、婚活が長期化してしまうことも考えられます。年下の男性の目的がホンキの結婚か、ただ単に恋愛を楽しみたいだけだけなのか? 恋愛と結婚の違いを理解した上で、あなたの目的が“結婚”であるのならば、相手が年下かどうか?ということよりも、同じ結婚という目標に向かっているかどうか?でお相手を選ぶ必要があるのです。

同様に、男性が女性を選ぶ際も、「子供が欲しいから」という理由で、50代半ばの男性が20代後半から30代前半の女性を対象にお相手を探したいというご相談も多いのですが、20代後半〜30代前半の女性が自分よりひと回り以上年が上の男性を生涯の伴侶として選ぶことは稀です。わたしたちマッチメーカーが男性に対して「30代後半から40代にさしかかったばかりの女性くらいまで許容範囲を広げてみてはいかがでしょうか?」というアドバイスをしたとしても、男性が「35歳以下の女性でなければ興味がない」と、頑なに女性の年齢を限定してしまうと、ご紹介できる機会というのがほとんどなくなってしまいます。結果の無いまま月日が流れ、50代半ばの男性が60歳を超えてしまったら…。女性は、自分の父親と同じ年代の男性を結婚相手としては見ることができないのです。夢を叶えるお手伝いをして差し上げたいのはやまやまですが、こういったケースの場合も、うまく行かない理由を分析して、女性選びの基準を変えるか、結婚に求める目的を変えない限り、ゴールにたどり着くのは難しいと言えます。

【後編に続く】

〈筆者プロフィル〉まつもと・なおこ 武蔵野美術大学空間演出デザイン科卒。自身の国際結婚の夢をかなえるため、1999年南青山で国際結婚の情報サービスをスタート。東京、NY、LA、SF、シンガポールと世界を拠点に国際結婚&海外在住日本人の結婚をサポート。スピードデート、BBQパーティーなど婚活イベントや恋愛セミナーを定期的に開催。皆さまの幸せな結婚をプロデュース中。
【ウェブ】kaiwa-usa.com/

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