体にもある「原因と結果」の法則
「何度もぎっくり腰に。背骨の弯曲が原因か?」
くしゃみやちょっとした動作で、突然ぎっくり腰になります。歩いても座っても、寝ても強烈に痛み、治るのに1、2週間かかります。レントゲンで、背骨が腰のところで曲がっていると言われました。カイロプラクターは矯正できると言い、スポーツ医学の先生は矯正不可能と言い、こんがらがっています。結局これが私の腰痛の原因でしょうか。(読者からの質問:「よみタイム」Vol 21. 2005年年11月25日号掲載)
我々は多くの原理原則のもとで生かされています。重要な原理の一つに「原因と結果」があります。結論は、あなたの考えているぎっくり腰は背骨の弯曲からではありません。「原因」は体の土台である骨盤のずれで、その「結果」として背骨の弯曲して痛みが生じています。ぎっくり腰はそれらの前ぶれ症状です。従いまして、カイロや医師がいう背骨の曲りが腰痛の原因? レントゲンを撮らないと分からない、痛みどめ注射を打つ、1〜2週間寝ていれば痛みがなくなる…は問題の解決ではありません。
現実にはどうでしょうか? 皆さんは、同じ症状・同じ個所が痛み・何年もぎっくり腰を繰りかえすのが、過去の経験ではないでしょうか? なぜでしょうか? その理由は、「原因」が治っていないからです。痛みである「結果」が消えても、根本の「原因」である「骨盤(体の土台)」がズレたままでは、何年でも同じ症状をくり返します。
導院整体は、慢性の痛みは、日頃の姿勢の悪さで、骨盤や腰椎を転位させていることが原因と診ます。体の土台である骨盤が転位して、その土台に立つ腰椎が横ずれ・捻転をすると、坐骨神経痛やヘルニアの原因になります。それはレントゲンを撮らなくとも分かります。これは5年、10年という年月が積み重ねられたもので、昨今にできたものではなく、いつでもなるべくしてなる状態であったのです。たまたま体調が悪かったり、責任のある仕事が終了して、心の緊張が緩むといっきょに表面化します。
過去に多くの方が導院の自然治癒法により、ぎっくり腰や慢性痛がない健康体を回復されました。
【実際の事例】下記は最近のyelpに投稿された、患者からの証言です。いずれも5★でした。
〈case 1〉
Mr. Suzuki fixed my lower back & spine in just 3 visits when both chiropractors & physical therapy failed to help my pain for years. He even helped my 60- year old mom with her knees. Mario M, Jericho, NY
〈case 2〉
Nori Suzuki is incredibly knowledgeable. I had all sorts of back pain, lower back pain, and pain across my shoulder blades. After my first session I remember standing up and feeling my feet perfectly even on the floor, a sensation I hadn’t had since I can remember. The deep feeling of alignment throughout my pelvis and spine relieved all my muscle tension and I felt even a little taller. I had a feeling of “this is it” as in, this got to the root of the problem. I’ve recommended this place to friends, and they’ve had the same experience. Totally worth the investment. Maria Luiza W. ASTORIA, NY
(次回は4月第1週号掲載)
〈プロフィル〉鈴木規正(すずき のりまさ) 指圧・整体師。「導院整体センター」院長。日本指圧医会/桜医会会員。米国で17年以上にわたって整体指圧を行い、慢性痛(腰痛、肩凝り、膝足痛)などの治療にあたり、また整体治療を通して心身の健康回復をサポートする。自身が開講する指圧教室では450人以上の生徒を育成。
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