〈コラム〉捻挫とカイロプラクティック パート1 機能障害起こしている関節を正常に治す

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カイロプラクター DR. 石谷三佳「骨盤・背骨の歪みをリセット」第79回

ishitani“ただの捻挫”と思っていませんか? 捻挫と一言に言っても、いろいろあるのです。ただの捻挫と思って放置しておくとなかなか治らなくなり、さらに完治が難しくなってくる場合が多々あります。
捻挫というと足首! と思われる方が多いと思います。でも、実は関節部分のどこでも起こりえるケガであり、腰捻挫、首捻挫、股関節捻挫なども意外と多いのです。ただ、足首の捻挫は頻繁に起こりやすいケガです。例えば、スポーツのプレー中に足首を捻(ひね)った、歩いていて段差につまずいて捻った、階段で足を踏み外して捻った、すれ違う人とぶつかった時に捻った、履き慣れないハイヒールで歩いたら捻ったなどさまざまです。
「捻挫をして腫れている」「なんとなく違和感が残ってる」「整形外科に行ったが、テーピングされてシップを処方されただけ」「癖になるっていうけど、予防はできないの?」「安静にするしかないの?」|。そんな声をよく耳にします。カイロプラクティックの治療では注射や薬で痛みを抑えるのではなく、傷めている組織と関節の治療を手技や物理療法で治し、機能障害を起こしている関節を正常に治していきます。
捻挫とは?
関節に無理な力や動きがかかったり、実際のその関節の可動域よりも引き伸ばされてしまったりした結果、その関節を取り巻いている靱帯(じんたい)、腱(けん)、筋肉、関節包、軟骨といった支持組織が傷ついてしまうことにより起こります。捻挫をすると患部に痛みや腫れ、炎症、熱感などを伴います。捻挫はあらゆる関節(手首・膝・腰、背骨など)で起こります。
次回も引き続き捻挫についてお話します。
(次回は7月第2週号掲載)
MikaIshitani〈プロフィル〉石谷三佳(いしたに みか) 石谷カイロプラクティッククリニック院長、パーマーカイロプラクティック大学院卒、ハーバード大学医学部専門課程終了/米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員/2008「Chiropractor of the Year」受賞

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