〈コラム〉夏を前にして

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暑中見舞いのカードです!

ゆき姐のHappyに生きまっしょい! 第51回目

カーディガンが必要なほど涼しかったり、外をちょっと歩くだけで汗ばむ真夏日になったり、ドカ~ンと雹(ひょう)が降ったりと、天候がくるくる変わる東京ですが、NYの皆様いかがお過ごしですか?
雹は先日東京の三鷹で降りまして、凄かったですよ。ちなみに『雹』は、雲から降って来る直径5ミリ以上の氷の粒のことで、それ未満の氷の粒は『霰(あられ)』ですね。そう、この直径5ミリ以上の氷の粒がドカ~ンと降った状況、想像できます? その時私は東京にいましたが、国会議事堂の近所にいて雹どころか雨さえ降っていませんでしたから直接雹には遭遇していませんが、夜、ニュースを見てびっくり。あんな景色は今まで見たことがありません。まさに氷がいきなり大量に空から落っこちてきて、各戸の屋根や窓にぶち当り、街路樹の枝をぶち折り、あっという間に道路や住宅街の道一面50センチくらい積もってしまったんですよ。その後、道を通れるようにするためにショベルカーが出動し、ガシャガシャガシャガシャと雹をどけていくのですが、氷の山がどっさりできてしまいました。三鷹にはママ友が住んでいて、この雹に思いっきり遭遇し、学校から帰ってくる子どもたちのために近所の人たちと一緒に彼女も雪かきならぬ雹かきを汗をかきかきして、筋肉痛で体がぼろぼろになったと言っていました。
沖縄は梅雨明けしたようですが東京はもうちょっと先のようで、傘が手放せない日々が(雹が降ったら傘を差してはいられませんが)続いています。そんな中、文房具屋さんで早くも暑中見舞いのカードを見つけました。写真がそれですが、えっ、カードじゃないじゃん、立体的じゃん? はい、そうなんですよね。一つ500円前後で、郵便料金は120円。暑中見舞いのはがきよりかなり割高ですが良くできています。NYにも可愛いカードがたくさんありますが、見事に朝顔が咲いていたり、スイカやラムネを桶で冷やしていたり、ブタの蚊取り線香や団扇、かき氷屋さんは日本の暑い夏の涼を取るためには欠かせません。たたんで封筒に入れて送るのですが、もらったら楽しそうです。この夏はNYの友だちにこれらを送ろうと思っていますがいかがです?    (次回は8月第1週号掲載)

(プロフィル)兵藤ゆき(ひょうどう ゆき)深夜ラジオのパーソナリティーを皮切りに、1982年テレビ界に進出。96年長男誕生後、夫の留学先であるNYで子育てを中心に生活。現在は、NYと日本を行き来し活動中。NYで見た参考になる子育てをまとめた本「子どもがのびのび育つ理由」など著書多数。新刊、NYでの英語体験を漫画とエッセーでまとめた「これで英語がちょっとできるようになりました。」(アスコム出版)も好評発売中。現在、テレビ、ラジオ、執筆などで活躍する傍ら、NYでの子育てや異文化体験の講演依頼も多数あり、全国に出向いて行っている。ストレスフリーをテーマにしたインナーなどのブランド「ゆきねえインク」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍中。小学校英語準認定指導者資格、チャイルドコーチングアドバイザー資格、ペット介護士資格、各種洋裁正教員資格を有する。

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