ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅（114）
７月21日の法話会にて
人は体と心をいただき、いろいろな体験をして、人生を模索していっています。幸せになるために、良い人間関係や良い仕事、それに欲しいものを揃え、また知識を豊かにしようとしていきます。
昨今成功を求めて、自分の能力を高めるために潜在能力の開発とか言われるようになってきました。人の中に潜在能力があると気づいたからです。
太古より、神の力を手に入れて、万能の力を得ていき幸せになるという修行がありました。インドの神像に多くの手を持っている像があります。それはその万能の力を表しているのです。
私たちのなかの万能の力には神の名が与えられています。ラクシュミー（富の神）、サラスワティー（学問の神、弁財天、弁論の神）などと、いろいろなパワーを持った存在があります。これらの波動を受けるとそのような力を得ます。私はそれも授けています。潜在能力の開発は、ヒマラヤ聖者がずっとやってきたことなのです。神秘の力を手に入れて何でも願いが叶います。
今、私が勧める生き方は、私たちが本来持っていた神秘の力を目覚めさせましょうというものです。そのことで願いがかなえられ、精神が豊かになり、さらに人間関係が豊かになるのです。ヒマラヤ聖者からのディクシャというエネルギー伝授で、潜在意識さらには超意識への万能の力への扉が開きます。その後、ヒマラヤ聖者のガイドと、聖なるエネルギー、秘法、知恵と愛のシェアで信頼して修行をすることができ、パワーが自然にわき、生まれ変わっていくのです。
ヒマラヤ聖者の祝福で、瞑想と祈りを行い、自分を浄め、悟りを目指して生きていけるのです。悟りを得ること、つまり本当の自分に出会っていくことは、人生の最高の目的です。私のところでは常に、これらのことを行っています。人は一生懸命、頑張って生きていますが、それは心の迷いで潜在意識を曇らせ、老化させる生き方になっています。自分のこだわりの価値観が立ちはだかり、願いが実現するのに時間がかかり、ストレスをためながら、カルマという業を積みながら生きています。それは遠回りの生き方であり、頑固になり、不安と心配で疲れるのです。
今あなたは究極のサマディという真の悟りを成就したヒマラヤ聖者との出会いで、この体と心を輝かせ何でも願いが叶う、悟るための生き方ができるのです。自分のみで変わることは大変ですが、今そのエネルギーをいただき、変容して、楽になり、さらに願いをかなえて生きていくことができるのです。
（次回は９月９日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
