ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅（20）
受賞者を表彰するヨグマタ
前回のコラムに書いたワールドピースキャンペーン・アワードのイベントが、８月４日にインドのニューデリーで盛大に行われました。これは世界平和に貢献した人を表彰するもので、ヨグマタ財団が主催し、インド政府の協力を得て行われました。
私の兄弟弟子であるパイロットババジというインドのヒマラヤ大聖者の力もあって、この催しが成功しました。
パイロットババジと私はワールドピースキャンペーンの活動をインドと世界で長く行ってきました。その集大成のイベントです。人の意識が進化することで世界が変わるということを世界に向けて発信してきたのです。
私は究極のサマディに達し真理を知りました。それは仏教の解脱を意味しますが、そのことで人の意識を変容させる手伝いができます。瞑想者を作ります。瞑想を通して、人の根底にある無限の愛と、深い静寂を目覚めさせます。それは美しいヒューマニティを持つ人への変身です。多くの人が、平和と愛に目覚め、見えない存在を信じ、さらに互いに助け合うことで、世界が平和になっていくことを願っています。
パイロットババジは、インドの元首相インディラ・ガンジーさんの相談役であり、自らも公開サマディを行い、ワールドピースキャンペーンを行っていました。その後、私の公開サマディのプロデュースも行い、インドにおける精神世界の啓蒙をしてきました。みんなの中に神のクオリティがあり悟ることができる、その悟りの証明を目に見える形で行ってきました。それは真のヨガであり、深い瞑想の真理を証明するものです。
これから多くの瞑想実践者が生まれ、人間性を花開かせ、愛と平和の人になってもらいたいと思います。
このワールドピースキャンペーン・アワードによって愛と平和の活動をする人々が讃えられ、人々は平和と愛と瞑想について考え、ヒューマニティに目覚めるための活動が重要と考えるようになります。瞑想を行うことで意識の進化が起き、セルフレスの愛の人が生まれることを願っています。
（次回は９月14日号掲載）
〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子（あいかわ・けいこ）
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年６月より３回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年４月よりＴＢＳラジオにて生き方を語る。
