〈コラム〉コロナきっかけに正しい生き方を学ぶ

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ヒマラヤ聖者、ライフマスター ヨグマタ相川圭子の変容への旅(47)

10月23日、東京・文京シビックホールでの講演会

10月23日、東京・文京シビックホールでの講演会

秋も深まり、寒さが感じられる日々です。そのなかでいまなお、コロナ禍が続き、みんな不安を抱えているでしょう。紅葉の秋により自然を感じ、体と心の自然にも心の思いを広げましょう。大自然は、季節の移り変わりの中で、生態系の動きも変化しバランスをとっています。すべての存在が生きようとして、その中で調和を保とうとしています。

人間に突き付けられたコロナの問題、そこに大きな学びがあるのです。コロナから守られるために手洗いをする、清潔にすること、マスクをかけること。ものを触らない、距離を保つことなど意識して、行動しています。これは純粋になること、平和になることの練習です。清潔にすることからさらに静かになることで、悪いものを受け取ったり、排出しないように、コロナが暴れないようにしていくのです。

私たちの心身は生かされています。よりよく機能するために常に調和を保とうとしています。疲れると、免疫力が低下し病気になります。コロナになりやすい絶好の環境を与えることになります。今はみんなが不安になっています。体と心の免疫力を高めることが必須です。

情報化社会でコロナについてもいろいろなニュースが流れ、不安になることもあるでしょう。私は究極のサマディの悟りによって叡智をいただき、どうしたら、免疫力を上げることができるか、それをよく知っています。そして7月に『ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣』を書き上げ、それが人気です。皆さんもぜひ読んでいただきたいと思います。真理からのメッセージで、日常生活の中でも生かされる教えです。

心と体にはもともと自然治癒力、病気に打ち勝つ力が与えられています。深いところにある生命力によって生かされ、それがあると病気に打ち勝てるのです。それは心と体の奥にあり、眠っています。それを目覚めさせるのは、生命力を引き出すことができる調和力です。さらに自分を信じる力です。

その生命エネルギーは神から送られる力です。それを信じます。

あなたは今、調和がとれていますが、それは方便の自己防衛でとれているのです。それは表面的な駆け引きの調和に依存しているのです。依存は、まやかしの存在に執着してパワーをいただいていると錯覚しているのです。コロナをきっかけに正しい生き方を学ぶのです。あなたの中に不動で、満ちた存在、永遠の存在があります。そこにつながることで、コロナに打ち勝つことができるのです。

(次回は11月28日号掲載)

yogmataaikawakeiko〈筆者紹介〉
ヨグマタ 相川圭子(あいかわ・けいこ)
世界初の女性ヒマラヤ大聖者。標高5000メートルを超えるヒマラヤの秘境にて死を超える修行を重ね、神我一如に長い間とどまる最終段階のサマディに到達し、究極の真理を悟る。世界平和と真理の証明のためにインド各地で計18回公開サマディを行い、その偉業はインド中の尊敬を集める。2016年6月より3回国連本部で平和のスピーチを行う。現在、世界各国で法話と瞑想秘法伝授を行っている。17年4月よりTBSラジオにて生き方を語る。

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