 ジェットコースター「Kingda Ka」 |
 「SUPERMAN：Ultimate Flight」 |
 「GREEN LANTERN」 |
キリンへの餌やり体験も
米国を中心に展開する「Six Flags（シックス・フラッグス）」は、米国（16）とメキシコ、カナダ（各１）の18カ所に点在する人気のテーマパーク（遊園地）。創立から53年たった今でも、北米を代表するテーマパークとして幅広い年代から愛されている。米映画会社・映画スタジオのワーナー・ブラザースが運営していることから、バックス・バニーやトゥイーティー、ロード・ランナーなどのキャラクターとパークで会うことができるのも魅力の一つだ。年間を通してさまざまな形で楽しめる園内では現在、秋限定のハロウィーンイベント「Fright Fest」が開催されている。
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マンハッタンから車で１時間半弱。ニュージャージーの南部に「シックス・フラッグス」の一つ、「Great Adventure（グレートアドベンチャー）」がある。数あるグループパークの中でここは、米紙ＵＳＡトゥディの読者によるアンケートで、米国のベストテーマパーク第２位に選ばれたことがある。
一番人気は、北米で最も高速のジェットコースター「Kingda Ka（キンダカ）」。スタートから３・５秒で時速206キロまで加速、逆Ｕ字型のレールを自由の女神より高い456フィートまで90度の角度で真っすぐ一気に上がる。頂上に到着すると一気に270度回転しながら急落する。スタートから50.6秒で終わってしまうが、１時間待っても乗りたいと長蛇の列は途切れることはない。公式ホームページに、「弱虫にはおすすめしない」と書かれている“最恐”ジェットコースターだ。
ほかにも、スーパーマンのように、体を上からつるされた形で乗る「SUPERMAN：Ultimate Flight（スーパーマン）」や、立ったまま乗る高速マシーン「GREEN LANTERN（グリーン・ランタン）」も人気。来年には13番目のジェットコースターとして振り子のように揺れながら360度回転する「LOOPING DRAGON（ルーピング・ドラゴン）」が登場する予定。
パーク内には、絶叫系だけでなく、子供も大人も楽しめる50以上のアトラクションがあり、一日では回りきれないほどだ。
ハロウィーンイベント「Fright Fest」
200体近いゾンビが出現
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 ハロウィーンショー「Dead Man’s Party」 |
 昼間は愛らしいキャラクターがお出迎え |
 午後６時を過ぎると園内にゾンビ出現する |
11月２日まで
毎秋恒例のハロウィーンイベント「Fright Fest」が今月20日から開催されている。11月２日までの期間中、園内はハロウィーンカラーで埋め尽くされ、ガイコツなどのデコレーションで飾り付けられる。カートゥーン（アニメ）の愛らしいキャラクターとは一転して、ゾンビが園内を闊歩（かっぽ）する。
日中は、ハロウィーンの定番「Trick or Treat」でキャンディーつかみ取りなど家族向けの演出で来場者を楽し（？）ませる。時計が午後６時を知らせると、園内に200体近いゾンビが出現。期間限定のお化け屋敷アトラクションやナイトタイムショーに登場する。
恒例の人気が高く最も恐いとされているハロウィーンショー「Dead Man’s Party」だけでなく、新しいお化け屋敷「Crop Circles」が増えたりと、恐怖感を“満喫”できるだろう。（一部のアトラクションには追加料金が必要）
お得なパスなどイベントの詳細は特設サイト（frightfest.sixflags.com/greatadventure）を参照。
土曜と日曜の開催だが、10月は金曜も、コロンブスデー（10月13日）も開催される。
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■Six Flags Great Adventure（www.sixflags.com/greatadventure）
場所：１ Six Flags Blvd, Jackson, NJ 08527 電話：732-928-2000
入場料：一般 66.99ドル、子供39.99ドル、２歳以下無料
マンハッタンからの行き方：
Port Authority Bus Terminalからバスで１時間半弱（www.njtransit.com/var/var_servlet.srv?hdnPageAction=SixFlagsServiceTo）
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2014年９月27日号掲載）
