〈Topic〉日系人会 より一層、精力的な活動を約束

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新会館オープニングレセプション

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新会館オープニングレセプションで鏡開きをするスーザン大沼JAA会長(左から2人目)、草賀純男在ニューヨーク日本国総領事・大使、ゲーリー森脇・JAA名誉会長(右端)=2月25日(撮影・池浦)

ニューヨーク日系人会(JAA・スーザン大沼会長)の会館が昨年9月、45丁目沿いに(49 W 45th St, 11Fl)移転。それを記念して2月25日、報道関係者、コミュニティーの代表、支援企業、寄付者をゲストに招き、新会館オープニングレセプションが開かれ、100人ほどが出席した。
レセプションは、大沼会長のあいさつに始まり、「ニューヨークの日系コミュニティーは(留学生、国際結婚者、駐在員、米国生まれの日系人など)とても多様な集まり。私たちは皆さんのニーズに対応したい」と、あらためて同会の存在意味をアピールした。
続いて、先日在外公館長賞を表彰された野田美知代事務局長が、1907年に発足された同会の前身にふれ、多くの困難を乗り越え現在に至った歴史を紹介。現在も資金難にあるが、同会を必要としている人のために、今後もより一層精力的な活動を続けていくと約束した。
ニューヨーク在住の森姉弟によるバイオリンとピアノ演奏や、鏡開き、野田正明氏作のJAA移転記念モニュメント「光彩」の発表なども行われた。
また、任期を終え、翌日に帰国を控えた草賀純男在ニューヨーク日本国総領事・大使も出席し、「最後にこうした機会があってうれしい。一人一人全てのスタッフに感謝します」と、在任中、さまざまな機会で関わりのあった同会に、感謝の意を表した。

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参加者を前にあいさつを述べる野田美知代JAA事務局長(左)=同

新会館のスペースは前会館よりも大きく、5000平方フィート。120人以上が収容可能で、仕切りで部屋を二つに分けることもでき、オーディオ設備も充実。ブックオフの店舗があるビルの11階。
JAAは、各種行事などを通じ、ニューヨーク近郊における在留邦人・日系人の福祉向上、教育・文化活動の促進に尽力している。活動の詳細はjaany.org参照。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年3月7日号掲載)

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