学生20人が企業研修
企業研修を前に開催された全体会議
世界経済の中心で、巨大企業が進出するニューヨークで、国際ビジネスを肌で感じようと、名古屋学院大学（本部・名古屋市）の法学部の学生一行20人が２月末から２週間の日程で、日系企業で企業研修を行った。
学生は数人のグループに編成され、マンハッタンの経済紙、出版社、法律事務所など主力日系企業の各職場で実務を担当し、５日間にわたり研修を行った。
ビジネスにおける国際的な人材を養成し、社会に排出することが急務となる課題に対応するために、国際ビジネスの最前線に立つことを通じて、経済のグローバル化を理解し、国際感覚を体得してもらおうと、同大学法学部が企画・主催し、今回の実施に至った。
一行は実務研修以外にも、米国ビジネスの現場で活躍する著名経営者による講演会や若手ビジネスパーソンとの交流会にも参加し、ビジネスの魅力、醍醐味（だいごみ）などを生身の体験談を通じて学んだ。
一連の研修を経て、国連本部、911メモリアルなどを見学した後、一行はワシントンを訪れ、ホワイトハウス、連邦最高裁判所など主要施設での社会見学も実施し、12日に帰国した。
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2015年３月14日号掲載）
