〈ルポ〉ＮＹｄＶ、Top Tour企画 宇都宮北高校生、コロンビア大学生と交流

国際理解教育を特色とする栃木県宇都宮北高等学校が実施する米国短期留学プログラムに参加している22人の高校生がオクラホマ州タルサの姉妹校でホームステイを２週間経験した後、３月18日にニューヨークを訪れた＝写真。
ニューヨークでは、教育系ＮＰＯのNY de Volunteer（ＮＹｄＶ）が旅行代理店Top Tourとグローバルリーダー育成プログラムを企画。これは米国屈指のアイビーリーグ、コロンビア大学の学生と街を散策しながら米国の大学生活や海外で学ぶ意義について、多様な学びやキャリアの選択肢を直接聞き、将来の夢の幅を広げて考える学びの機会を提供するもの。
プログラムではコロンビア大学で日本語を学ぶ大学生や日本人留学生数人と共に小グループに分かれ、各班ごとに計画を立てたコースに従ってコロンビア大学のキャンパスツアーから始まり、メトロポリタン美術館、自然史博物館、チェルシーマーケットなどを散策。
ニューヨークのエネルギーとグローバル感を存分に味わった生徒は、「留学は難しいと思っていたけど、チャレンジしたい」など、生の日米学生交流から刺激を受けたようだった。
ＮＹｄＶでは今後も海外研修に力を入れ、日本の若者世代が海外に目を向け、キャリア志向を養うための活動を推進していくとしている。
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2015年４月11日号掲載）