〈Topic〉「JAPAN CUTS」最新日本映画上映 

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安藤サクラ、工藤夕貴らが舞台あいさつ

9〜19日、NYのJS

日本映画に焦点を当てた毎年恒例の映画祭、第9回「JAPAN CUTS」が、9日から19日まで、ニューヨークのジャパン・ソサエティー(333 E 47th St)で開催される。今年は、28本の長編作品と10本以上の短編作品を上映し、長編作品は海外、北米、全米、あるいはニューヨーク初公開となる。
(以下、〈〉内は上映日)
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今年は、荒井晴彦監督が脚本も手掛けた「This Country’s Sky(この国の空)」〈18日〉、昨年の同映画祭で大人気だった「猫侍」の続編「Neko Samurai 2: A Tropical Adventure(猫侍 南の島へ行く)」〈18日〉といった豪華なワールド・プレミア2作品や、第38回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した「The Light Shines Only There(そこのみにて光輝く)」〈15日〉、大人気同名スパイ小説を映画化したKAT―TUNの亀梨和也が主演の「JOKER GAME(ジョーカー・ゲーム)」〈9日〉や、山崎樹一朗監督の実験的要素にあふれた白黒時代劇「Sanchu Uprising(新しき民)」〈19日〉などさまざまなジャンルで幅広い年齢層を対象とした最新日本映画を上映する。
今年は同映画祭史上最多の15人の特別ゲストを迎える。俳優陣では、演技派女優・安藤サクラが、新作主演作「100 Yen Love(百円の恋)」〈16日〉と「Asleep(白河夜船)」〈16日〉で、工藤夕貴が「This Country’s Sky(この国の空)」〈18日〉で舞台あいさつや質疑応答に登場。また、監督陣では「The Voice of Water (水の声を聞く)」〈17日〉の山本政志監督、「Puke Afro and the Pop Star(日々ロック)」〈9日〉、「ジョーカー・ゲーム」〈9日〉の入江悠監督らが登場し、映画の魅力を紹介する。
ニューヨークではなかなか大画面で見られない貴重な日本映画のラインアップとなる。全上映作品の情報とチケットの詳細は、ウェブサイト(www.japansociety.org)参照。

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上映スケジュール&作品(上映順・全作品英語字幕付き)

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「バンクーバーの朝日」
© 2014 “THE VANCOUVER ASAHI” Film Partners.

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「そこのみにて光輝く」
© Yasushi Sato/”The Light Shines Only There” Production Committee.

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「この国の空」
© 2015 This Country’s Sky Production Committee

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「猫侍 南の島へ行く」
© 2015 “Neko Samurai 2” Film Partners.

9日(木)
午後6時30分「ジョーカー・ゲーム」*入江悠監督による舞台あいさつと質疑応答/監督・入江悠 出演・亀梨和也、深田恭子、伊勢谷友介ほか
午後9時「日々ロック」*入江悠監督による舞台あいさつと質疑応答/*上映後オープニング・ナイト・パーティー/監督・入江悠、出演・野村周平、二階堂ふみ、前野朋哉ほか
10日(金)
午後6時30分「ロマンス」*タナダユキ監督による舞台あいさつと質疑応答/監督・タナダユキ、出演・大島優子、大倉孝二、野嵜好美ほか
午後8時45分「メイクルーム」監督・森川圭、出演・森田亜紀、栗林里莉ほか
午後10時30分「哀しみのベラドンナ」特別プレビュー*18歳以上対象/監督・山本暎一、声の出演・長山藍子ほか
11日(土)
午後12時30分「そして泥船はゆく」監督・渡辺紘文、出演・渋川清彦ほか
午後2時30分「バンクーバーの朝日」監督・石井裕也、出演・妻夫木聡ほか
午後5時「アウト・オブ・マイ・ハンド」*福永壮志監督&脚本/プロデューサーのドナリ・ブラクストンによる舞台あいさつと質疑応答/監督・福永壮志、出演・ビショップ・ブレイ、ゼノビア・テイラーほか
午後7時30分「野のなななのか」監督・大林宣彦、出演・品川徹、常盤貴子、安達祐実ほか
12日(日)
午後12時「娚の一生」監督・廣木隆一、出演・榮倉奈々、豊川悦司、向井理ほか
午後2時15分「青春残酷物語」監督・大島渚、出演・久我美子、桑野みゆきほか
午後4時15分「この世で俺/僕だけ」監督・月川翔、出演・マキタスポーツ、池松壮亮、佐野史郎ほか
午後6時30分「春子超常現象研究所」監督・竹葉リサ、出演・中村蒼ほか
午後8時45分「EXPERIMENTAL SPOTLIGHT(実験映像・スポットライト):Mono No Aware x [+] (Plus)」*映像作家スティーブ・コスマン、丸山暁子、西川智也、ジョエル・シュレモヴィッツ、テッド・ウィギンによる舞台あいさつ*上映会後にレセプション
14日(火)
午後6時30分「柘榴坂の仇討」監督・若松節朗、出演・中井貴一、阿部寛ほか
午後9時「トイレのピエタ」監督・松永大司、出演・野田洋次郎、杉咲花ほか
15日(水)
午後6時30分「何を怖れる フェミニズムを生きた女たち」*監督松井久子による舞台あいさつと質疑応答 監督・松井久子、出演・池田恵理子ほか
午後9時30分「そこのみにて光輝く」
*18歳以上対象/監督・呉美保、出演・綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉ほか
16日(木)午後6時30分「白河夜船」*女優・安藤サクラによる舞台あいさつと質疑応答/監督・若木信吾、出演・安藤サクラ、井浦新、谷村美月ほか
午後8時45分「百円の恋」*女優・安藤サクラによる舞台あいさつと質疑応答*CUT ABOVE賞for Outstanding Performance in Film 授賞式&上映会後PUNCH LOVEパーティー/監督・武正晴、出演・安藤サクラ、新井浩文、稲川実代子ほか
17日(金)
午後6時30分「ジヌよさらば|かむろば村へ|」監督・松尾スズキ、出演・松田龍平、阿部サダヲ、松たか子ほか
午後8時45分「水の声を聞く」*山本政志監督による舞台あいさつ及び質疑応答/監督・山本政志、出演・玄里、趣里、村上淳ほか
18日(土)
午後12時30分「三里塚に生きる」監督・大津幸四郎/代島治彦、ドキュメンタリー
午後3時15分「海を感じる時」*18歳以上対象*脚本家荒井晴彦による舞台あいさつと質疑応答/監督・安藤尋、出演・市川由衣、池松壮亮ほか
午後6時「この国の空」*荒井晴彦監督と女優工藤夕貴による舞台あいさつと質疑応答/監督・荒井晴彦、出演・二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴ほか
午後8時45分「猫侍 南の島へ行く」監督・渡辺武、出演・北村一輝ほか
19日(日)
午後1時30分「忘れないと誓ったぼくがいた」監督・堀江慶、出演・村上虹郎、早見あかり、西川喜一ほか
午後3時30分「ストレイヤーズ・クロニクル」監督・瀬々敬久、出演・岡田将生、染谷将太、成海璃子
午後6時「新しき民」*山崎樹一郎監督による舞台あいさつ及び質疑応答/監督・山崎樹一郎、出演・中垣直久ほか

(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年7月4日号掲載)

 

 

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