サンダンス・インスティテュートとの提携も発表
仮想現実(VR)ヘッドマウントディスプレー(HMD)の開発を手掛ける韓国のサムスン電子が、ニューヨークにVRコンテンツ制作スタジオを開設することを、ユタ州パークシティーで開催されているサンダンス映画祭で発表した。米CNETが1月22日、報じた。
サムスンUSAの最高マーケティング責任者のマーク氏は、同スタジオについて詳細を明らかにせず、マーケティング部門がすでに入居しているオフィス内に設けられるとだけ述べた。
またサムスンは、サンダンス映画祭を主催するサンダンス・インスティテュートと1年間の提携を結び、映画製作者の育成に関わることも発表した。
VRは同映画祭でも重要なテーマとして注目を集め、サムスンが昨年米国でリリースしたVRヘッドセット「Gear VR」の体験コーナーには行列ができたという。
(2016年2月6日号掲載)