3クラス制、NY―LA線などで
アメリカン航空(本社:米国テキサス州フォートワース)は、ことし始めから、3クラスサービスを提供する新機材のA321型の導入を開始し、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)とロサンゼルス国際空港(LAX)を結ぶ米大陸横断路線に投入した。3月からはニューヨーク―サンフランシスコ線にもA321型を導入。これら路線で、アメリカン航空が3クラスサービスを提供する唯一の航空会社となる。
A321型は、3クラス制を採用し、ファーストクラスは全席が通路側になるフルフラットシートを導入、10席でシート配列は「1―1」、ビジネスクラスの配列は「2―2」で20席、同じく全席フルフラットシートとなっている。エコノミークラスはレカロシートで「3―3」の座席配列。膝周りが広いスペースを確保したシートは36席用意されている。また、機内エンターテインメントのほか、全席にWiFi(ワイファイ)を完備し、ユニバーサルAC電源コンセントとUSBポートも装備した。(「WEEKLY Biz」2014年1月18日号掲載)