ジャパン・ソサエティー(JS)では5日、 ヒルトンニューヨークで2018年度アニュアル・ディナー( 年次晩餐会)を開催、約630人が出席し、145万ドルの寄付が 集まった。
司会進行(MC)は、キャサリン・コバヤシ氏(ジャーナリスト) が担当。JS会長のジョセフ・ペレラ氏は、 4月に東京で行った創立110周年記念式典・レセプションに、 皇太子ご夫妻が臨席されたことを報告。櫻井本篤理事長は、 年次晩餐会での145万ドルの寄付金に対するお礼の言葉を述べた 。
基調講演には、Mastercard社長兼最高経営責任者( CEO)のアジェイ・バンガ氏を迎え、S& Pグローバル社長兼CEOのダグラス・ ピーターソン氏との対談形式で意見を交換した。
日米間の相互理解の向上に寄与した日本人・ 米国人の功績を賞賛することを目的に1984年に設立されたジャ パン・ソサエティー賞の表彰式も行われ、今年はJSのライフ・ ディレクター(名誉理事)のデリック・モーン氏が受賞。 プレゼンターには、シティバンク バイス・チェアマンでJS理事であるアラン・ マクドナルド氏が登場した。 会場ではモーン氏の音声による受賞のあいさつとジャパン・ ソサエティーで撮影したモーン氏の写真などが披露された。 同賞は毎年1回授賞式を行っている。
またエンターテインメントとして、ジャズピアニスト& 作曲家の小曽根真氏による特別パフォーマンスが行われ、 オリジナル曲2曲を含む3曲が披露された。
(2018年6月23日号掲載)