〈会社探訪〉Andrew Ceraulo法律事務所

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米国就労ビザ、グリーンカードや市民権申請、損害賠償請求

難しい内容も全て日本語で相談できるので安心

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アンドリュー・セラウロ弁護士

「ビザ関係の仕事は、出会いに恵まれた幸せな仕事。さまざまな国籍のさまざまな職業の方にお会いできることは、楽しくうれしいことです」
柔らかい口調で語るアンドリュー・セラウロ弁護士はニューヨーク州弁護士協会、米国弁護士協会、米国移民弁護士協会の会員。1983年、マンハッタンに事務所を開業した当初から、日本人のクライアントと仕事をしてきた。企業向け・個人向けの米国就労ビザ、グリーンカードや市民権申請などのほかに、事故が発生した場合の損害賠償請求についても手掛ける。
多くの企業クライアントから20年、30年の長きにわたり継続して依頼があるだけでなく個人のクライアントは90%以上が紹介で訪れるという同弁護士事務所。それほどの信頼を得られる理由を尋ねると、しっかり成果を出しているだけでなく「誠実に仕事をしてきたことと、正当なフィー(金額)の設定をしてきたことが理由かもしれないですね。特に日本の皆さんは、誠実な方ばかりですから、そこが通じ合ったのかもしれない」とアンドリュー弁護士。
今年から土曜日と日曜日も弁護士との面談ができるサービスを開始したほか、夜間など時間外の面談にもなるべく対応している。
ビザやグリーンカードの申請以外では、交通事故、医療ミス、職場での事故などに関する損害賠償請求も扱う同事務所。米国での損害賠償請求は書類が複雑な上に、保険制度や文化的背景が日本と異なるため、個人で請求を出すことは難しい。2人の日本人パラリーガル(弁護士秘書)が勤務しており、このような難しい内容も全て日本語で相談できるのが安心だ。
「日本の方はとにかく協力的で、仕事が速く、正確。またこちらの仕事にも心から感謝をしてくださり、日本と日本人の素晴らしい文化にいつも感動しています」(アンドリュー弁護士)
移民法関係の案件も、損害賠償請求も、問題が起きてから動き出すまでに時間がかかると解決が難しくなっていく。日本語で安心して相談できるので、気になる件は早めに相談したい。
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アンドリュー・セラウロ弁護士事務所
【住所】    150 Broadway Suite 1615, New York, NY 10038
【Eメール】mitsuko.suzuki@gmail.com(日本語:鈴木)【電話】212-608-0012
【ウェブ】http://andrewceraulo.com/
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2014年8月23日号掲載)

 

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