名門ブランドのイメージ残し日本のきめ細やかさも商品に
アルミ製のアタッシェケースをはじめとする、高い機能性を兼ね備えた商品が人気の米国発プレミアムラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON（ゼロハリバートン）」。通称・ゼロハリ。
「手にすること自体がステータス」とさえ言われる、最高峰のプレミアムライン、Pシリーズ
アポロ11号と共に、月から石を持ち帰ったことで有名なアルミ製のアタッシェケースをはじめ、トラベルやビジネスシーンで活躍するアイテムを幅広く取りそろえたビジネスマンの定番ブランドだ。
2006年に日本のかばんメーカー最大手エースが買収して以降、ゼロハリがそれまで徹底してこだわってきた品質とデザインのさらなる向上を目指し、名門ブランドのイメージは残しながら日本のきめ細やかさを生かした品質管理や商品開発に従事している。
アイコンとなる代表的なボディーに「ダブルリブ」が深く刻まれたアルミのアタッシェケースやラゲージに加え、近年エースが開発したポリカーボネート製やナイロン製のソフトラゲージも取りそろえる。
アルミアタッシェ最上級モデルＰシリーズ
創立75周年に合わせて発売した新シリーズ「ＺＲ―Ｇｅｏ」（ゼットアール・ジオ）
各界のトップに愛用され、「手にすること自体がステータス」とさえ言われる、最高峰のプレミアムライン、Ｐシリーズ。創業75年の今も人気のラインとして販売されている。完璧な実用性とラグジュアリーさが融合するデザインは、ビジネス・エグゼクティブのためのアタッシェケースと名高い逸品だ。
創立75周年の新シリーズＺＲ―Ｇｅｏ
創立75周年に合わせて発売した新シリーズ「ＺＲ―Ｇｅｏ」。加工法もパーツも新開発の次世代ゼロハリを代表するアルミニウムモデル。折り曲げ加工を用いた工法で、その存在感の象徴ともなる新たにデザインされたコーナーガード、ハンドルやキャスター、ビス１本に至るまで全てのパーツを一新。現代的な美しいフォルムと堅牢性、精密性、耐久性など全てにおいて比類ない性能が特徴。
新世代スーツケースＺＲＡ―Ｘ
ことし６月にオープンしたニューヨークの旗艦店（300 Madison Ave）の店内
ゼロハリ史上最軽量となった新世代スーツケース「ＺＲＡ―Ｘ」。通称、ゼロエアー。耐衝撃性を採用した特殊ライトシェルは、その強度をさらにアップさせるために、Ｘ型にデザインされたＸリブなるプレスラインが全面に施されている。全てにおいてゼロハリの持てる最新技術を余すところなく結集した逸品に仕上がっている。
命を救った鞄
車を運転中に後方から追突されたＡ氏。大きな衝撃を受けたものの、トランクに入っていたゼロハリのアタッシェケースがクッションとなり、一命を取りとめた。もしゼロハリ鞄（かばん）がなければ、どうなっていたか分からない、と感謝の手紙を本社に送ったという。 堅牢性、精密性、耐久性など全てにおいて圧倒的な支持を得ているゼロハリの鞄。自然災害、テロ被害、墜落事故など、あらゆる災難をものともせず、利用者を驚かせている。
愛用者の声
ビジネスマンが多く利用するゼロハリバートンのスーツケース。長年の愛用者にその魅力を語ってもらった。
■災害でも安心
アッパーウエストの自宅で
高原 守さん
職業：オーケストラ指揮者 （ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル音楽監督）
ゼロハリ歴：15年
仕事柄、演奏会などツアー（移動）に出ることが多く、１年に何度も飛行機に乗るので、頑丈なゼロハリのスーツケースは本当に重宝しています。大切な楽譜や重要な書類など、水に濡れて困るようなものは必ずこのスーツケースに入れていますし、保管庫の一つとしても利用しています。このスーツケースに入れておいたら災害に遭っても安心、というのが一番のポイントですね。永久保証が付いているのもうれしいですね。
■理想のスーツケース
自宅から見える港をバックに
マーク・ロビンソンさん
職業：元Fedex DC-10パイロット
ゼロハリ歴：36年
パイロット時代、極端に温度差のある場所に移動したり、何日も家を空けることが多かったため、大切なユニフォームや書類などを常に同じ状態で保管する必要性があったので、自分の仕事にとってスーツケースはとても重要なアイテムでした。36年前に理想のスーツケース＝ゼロハリに出合い、以来、五つのスーツケースを購入、今でも使っています。先日購入した「ゼロエアー」は今までのものよりも軽く、とても気に入っています。
■信用の小道具
マンハッタンが一望できる自宅屋上で
小島龍史さん 職業：建築家 （RCK Design Associates inc. 主宰） ゼロハリ歴：28年 ゼロハリ最大の魅力は、頑丈で故障がないこと。仕事での書類や重要なサンプルなどを物理的衝撃からプロテクトしてくれます。さらにゼロハリの完璧なシールドは湿気やほこりからも守ってくれます。私の職業上、日常の建築現場はほこりっぽいですし、四季の寒暖や天候を気にすることなく安心して持ち歩けるということで大変重宝してます。信頼の小道具の中で代表されるモノがゼロハリの製品ではないかと私は思います。
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2013年９月21日号掲載）
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