Sake Expo & Food Show、ことしも開催

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来月10日、JFCインターナショナル主催

会場の様子

会場の様子

著名企業参加のビジネスイベント

キッコーマン・グローバル・ネットワークの一員で、北米で90年以上にわたりアジアの食料飲料を提供してきた「JFCインターナショナル」(本社:カリフォルニア州)は9月10日、恒例の「Sake Expo & Food Show」をミッドタウンで実施する。キッコーマン、大関、明星などの著名な企業も参加するB to B(企業間取引)のビジネスイベントで、アルコール飲料が扱われるため入場は21歳以上となる。

フードと飲料で70ベンダー

味の素「POKE」

味の素「POKE」

当日は、約40のフードベンダーと、アルコール・ノンアルコール飲料合わせて約30の飲料ベンダーが出展する予定。全てのブースで試食試飲ができ、日本食を扱うレストランやショップの代表者とベンダーがその場で商談を進められる準備が整っている。

今回も多彩なベンダー

16回目の開催となる今回も多彩なベンダーが顔をそろえる。フードコーナーは、カレーライス、串揚げ、ギョーザ、POKE、和牛、とんかつ、しゃぶしゃぶ、海産物、うどんなどから、アイスクリームなどのデザート、トリュフオイルの会社までさまざま。飲料コーナーには日本酒・焼酎などの酒造約30の代表者が集まるほか、ビール、緑茶・お茶飲料、ラムネなどが顔をそろえ、抹茶と焼酎を混ぜたカクテルまで登場する。

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前田園「Matcha Booster」

日本食が注目されるNYで

JFCインターナショナルは同イベントを「日本食を世界に広げるための見本市」と位置付ける。

寿司(すし)・ラーメンの爆発的なヒットで地盤を固めた日本食ブームは、今や複雑化し、詳細に枝分かれしてきたと分析する専門家は多い。ニューヨークはその先駆けのような街で、既に焼き鳥、そば、うどん、天ぷら、カレーライス、とんかつなどの専門店が人気店として認知され、居酒屋スタイルの店も流行中だ。

企業間の商談をサポート

「日本の食文化や日本の酒が注目されている状況を逃す手はないと思うのです」と話すのはアルコール飲料の責任者を務めるJFCインターナショナルの小谷潤一(おだに・じゅんいち)さん。

明星「豚骨ラーメン」

明星「豚骨ラーメン」

「この大きな流れを利用して豊かな日本の食材や文化が海外に向かっていくようにサポートしていく。この流れが日本の国益につながっていくと信じ、大きな絵の中の一つとしてイベントを捉えています」

同社では商談がスムーズに進むよう各社のプレゼンテーションにカウンセリングを実施したり、日本語しか話さないベンダーには通訳を付けるなど、イベント前のバックアップとサポートにも力を入れている。また自社ブースも設置し、えんレストランの安陪弘樹シェフの監修による「UNAGI BUNS」(ポークバンのうなぎ版)を、キッコーマンのソースをベースにアレンジした数種類のソースと共に提供する。

当日のみのディスカウントを適用するベンダーも複数登場する予定で、ニューヨークでフードビジネスに従事する企業にとっては見逃せないイベントとなりそうだ。入場は無料で、専用サイト(下記参照)から社名や参加者名などを事前に登録して参加する。

◎情報
Sake Expo & Food Show
【日程】2016年9月10日(土)
【時間】午前11時〜午後4時半
【会場】ザ・ニューヨーカー・ア・ウィンドハム・ホテル(The New Yorker A Wyndham Hotel)
【住所】481 8th Ave, NY, NY 10001
【会場電話】212-971-0101
【問い合わせ】JFC ニューヨーク支店・オフィス 電話:908-525-4400
【専用サイト】www.sakeexpert.com/sakeexpo/

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