日本製オーダーメードスーツが600ドルから

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「こだわりの1着」が4週間で

T-Studio(T-スタジオ)、出張サービスで対応

 

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ビジネスの世界で身だしなみは必須。優秀なビジネスマンなら、なおさら自分に合ったスーツで好印象を与えたいもの。しかし、米国の既製品のスーツでは日本人の肩幅や袖丈に合わないことも多く、紳士服激戦区のマンハッタンですら“お気に入りの1着に出合えない”という声も。そんな中、日本人ビジネスマンから絶大な支持を集めているのが、名古屋で100年以上の歴史を持つ大手芯地会社をバックアップに1999年にニューヨークに進出した老舗テーラー「T-Studio(T-スタジオ)」だ。

カスタムスーツ、シャツ、ジャケット、コート、タキシードまで幅広く取り扱い、オーダーメードスーツも600ドルからできる。しかも、忙しいビジネスマンの予定に合わせた出張サービスを行っているのも人気の一つだ。

日本人の体形に合ったスーツ

「オーダーメード」と聞くと「値段が高そう」と思うかもしれない。しかし、T-スタジオでは、既製品と変わらぬ値段で、東洋人の体型に合った自分好みのスーツをオーダーできる。そのため、駐在員の顧客の中には2〜3着あつらえて帰る人もいるという。

経験豊富なスタッフが採寸、カッティングを行い、シルエットは、イタリアン・モードから伝統的なブリティッシュ・スタイルまで、好みに合わせてアレンジできる。生地は日本製のほか、イタリアを代表する最高級ラインのゼニアやロロピアーナ、英国を代表する老舗マーチャントのホランド&シェリーなど、約2000種類以上。季節ごとに最新の生地が届くため、他店にはない珍しい生地で作ることもできる。

縫製は日本の熟練スタッフが

「2〜3着あつらえるお客さまもいらっしゃいます」と語る小山智子さん

「2〜3着あつらえるお客さまもいらっしゃいます」と語る小山智子さん

縫製は全て日本の熟練のスタッフが行うとあって、顧客からの信頼感や満足度も高い。名古屋に代理店があるので日本での受け取りも可能だ。

これだけの手間暇をかけて600ドルからオーダーできるため、リピーターも多く、顧客データもしっかりと管理しているので追加注文もスムーズに対応できる。

また、スーツだけではなくジャケットやシャツ、スラックスだけのオーダーも可能だ。スーツに組み合わせるシャツやネクタイ、ラペルなどのバランスや、カフリンクなどのアクセサリー選びもアドバイスしている。

スーツといってもコーディネート次第でさまざまなオシャレを楽しめる。もし、着こなしに悩んでいたら、シャツのカラーに合わせてネクタイの結び方を変えるだけでアレンジの効いた「小粋な着こなし」ができる。

◇ ◇ ◇

仕事上、一番の長く付き合うビジネスパートナーはスーツなのかもしれない。こだわり抜いて仕立てた“相棒”と自分なりのおしゃれを楽しんでみてはいかが。

 

オーダーの手順

 

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1203-10men-dsc04254 丁寧に採寸してもらった後は豊富な種類から生地を選ぶ

 

①まずは電話かEメールで連絡
②日程を決めたら、指定の時間・場所にスタッフが来てくれる
③採寸後、生地、デザインを選ぶ
④日本の工場で熟練のスタッフが丁寧に縫製
⑤4週間後に仮縫いナシの完成したスーツが指定した場所に届く

◎情報
T-Studio
【電話】212-986-0737〈要予約〉
【Eメール】suit@t-studio.biz
【ウェブ】www.t-studio.biz

(2016年12月3日号掲載)

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