全日制小学部６年生が国連見学

平和の学習、さらに深め

安全保障理事会議場で撮った集合写真

国連本部で真剣に話を聞く子供たち

ニューヨーク育英学園全日制小学部（ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長）の６年生９人が２日、マンハッタンにある国連日本政府代表部と国連本部を見学した。
まず、子供たちは、国連日本政府代表部を訪問。久島直人公使から、政府代表部の職務や国連での役割などについて、具体的な資料や動画をもとに話があった。どの子供も一言も聞き漏らすまいと熱心にメモを取り、真剣な表情で話を聞いていた。その後は、「国連の総会には、だれが出席するのですか」「最近、日本政府が国連で提案したことは何ですか」など、一人一人、質問をして、政府代表部の職務について理解を深めた。
続いて、隣にある国際連合本部内を説明を受けながら、実際に会議が行なわれている会議場など、世界平和のために活動している最前線を見学した。
６年生は、国語や社会の授業で世界の平和について学んできた。平和の大切さについて自分なりに考えてきたことや、世界中で平和のために行われているさまざまな活動を実際に見学できたことで、これまでの学習をさらに深めることができた。
（「WEEKLY Biz」（ニューヨーク）2014年12月13日号掲載）
〈情報・写真提供〉　ニューヨーク育英学園