書き初め大会
出来上がりに満足げ
ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッド・クリフス、岡本徹学園長)、サタデースクール3校、サンデースクールで毎年恒例の書き初め大会が盛大に行われた。全日制部門では12日、13日の2日間に渡って行われ学年別の課題に取り組んだ。1年生は「たけ」、5年生以上はそれぞれが自分の思いを字に込めて表現する自由課題となっていた。サタデースクール、ニュージャージー校とポートワシントン校では10日、マンハッタン校では17日に小学部から中等部まで行われ、サンデースクールでは2学期始業日である11日に行われた。
初めての毛筆の体験となる1年生はやや緊張した面もちで先生の手本をしっかり見ながら、一字一字丁寧に書き、最後には立派な作品を書き上げていた。全日制の5、6年生は、条幅(作品用の大きな紙)に自分が選択した言葉を、行書や楷書などの字体で書き、それぞれが味のある作品に仕上げた。指導者の百合素子教諭や担当の教員たちが軸装に仕上げ、子供たちは出来上がりに満足そうだった。
全日制部門小学生の入選作品(毛筆部門)と全児童の硬筆部門の作品は、日系食品店ミツワニュージャージー店で2月2日まで展示されている。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年1月31日号掲載)
〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園