サタデースクールNJ校幼児部
手作りのお面をつけて力強く豆まき!
ニューヨーク育英学園サタデースクールニュージャージー校(ニュージャージー州イングルウッドクリフス)幼児部で、1月31日、保護者を招待した節分の集いが行われた。
子供たちは節分に関する○×クイズや「まめまき」の歌、「鬼のパンツ」のダンスを保護者と一緒に楽しんだ。また、発表の時間には代表園児が手作りのお面を「どのようにして作ったのか」「どこが難しかったのか」など詳しく紹介。
裏庭で行われた豆まきでは、お面をかぶった保護者・保育者の怖い鬼たちが突然現れ、園児たちを驚かせた。怖さのあまり逃げ回る年中組園児たちの様子はほほ笑ましかった。
年長組の園児たちはさすがで、鬼に圧倒されることなく手作りのお面をつけて、鬼に豆を投げ続けた。自分の心の中にある弱いものを鬼に見立て、「怒りんぼ鬼」「泣き虫鬼」「忘れんぼ鬼」など、まるで一年の抱負を誓うように豆で心の鬼を追い払い、福を迎え入れた。鬼を追い払った子供たちは新しい気持ちで、そこまで来ている春を待っているようだった。
同校の幼児部では日本の行事を積極的に取り入れ、楽しみながら日本語を自然に身に付けられるよう工夫されている。問い合わせ、見学は事務局201-947-4832まで。
(「WEEKLY Biz」(ニューヨーク)2015年2月14日号掲載)
〈情報・写真提供〉 ニューヨーク育英学園