国際交流基金は、静岡県舞台芸術センター(SPAC)との共催で9月25日(水)〜10月6日(日)、宮城聰さん演出の演劇『アンティゴネ(ANTIGONE)』をアッパーイーストサイドにあるパーク・アベニュー・アーモリー(PARK AVENUE ARMORY)のウェイド・トムソン・ドリル・ホール(WADE THOMPSON DRILL HALL)でニューヨーク初上演する。
ソポクレス作のギリシア悲劇を日本の仏教的な視点から解釈した同作は、世界最高峰の演劇の祭典・2017年アビニョン演劇祭でアジア圏の劇団初のオープニング作品として上演され話題に。18年には第68回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。
今回は日本語での上演となり、英語字幕付き。全105分。「人を敵と味方に区別しない王女アンティゴネの思想に日本人独特の死生観を重ねた本作品を、一人でも多くの方々にご覧いただければと願っております」(主催者)
同公演は、国際交流基金が推進する米国における日本文化・芸術紹介事業「Japan 2019」の一環として開催する。全11回公演。
■概要
【日程】9月25日(水)〜10月6日(日)〈10月1日(火)、2日(水)は休演〉
【会場】PARK AVENUE ARMORY, WADE THOMPSON DRILL HALL
【場所】643 Park Avenue at 67th St
【チケット】35ドル〜
【詳細・申し込み】www.armoryonpark.org/programs_events/detail/antigone